【前進座女優の横澤さん(右側の和服姿)らと共に】
15日、郡山パルのみなさんと恒例の前進座5月国立劇場公演を観劇してきました。
今年は、前進座の嵐圭史さんが、3月にH21年度芸術選奨文部科学大臣賞を受賞されたことや、嵐広也さんが祖父・父の嵐芳三郎を襲名し、その披露口上もあるというのでかけつけました。
嵐圭史さんの受賞理由は、「永年に亘り、前進座の中心俳優として活躍し、昨年5月の国立劇場で真山青果作「江戸総攻」の徳川慶喜を演じて優れた演技見せた。嵐圭史氏は、持前の優れた風姿と品位、明晰な台詞を駆使して、慶喜の人柄と言動を鮮やかに表現した」というものでした。
昨年の舞台での圭史さんの姿がよみがえってきます。この日も、凛々しく演じていました。芸術・伝統を守っていく仕事は、人知れぬ苦労もあるはず。圭史さんの楽屋を訪ね、心からお祝いを申し上げました。
また、公演に先立ち、河原崎國太郎さんの弟(嵐圭史さんの甥)の嵐広也さんが、7代目嵐芳三郎襲名を披露する口上がありました。
嵐広也さんは、お富役の國太郎さんと共に、井筒与三郎役を初々しく、晴れやかに演じました。山田洋次監督もお祝いにかけつけようです。観劇されている姿をおみかけしました。