25日、6月県議会に向けた知事申し入れを行ないました。6月県議会は6/15開会の予定ですが、ここで佐藤雄平知事は、プルサーマル受け入れを表明するとみられています。
東電は、きょう県庁を訪れ、知事があげた3つの条件の耐震安全性、高経年化(老朽化)、MOX燃料の品質の問題について、「調査したところ安全性に問題なかった」とする結果を県に報告しました。
県は来週31日、県の専門委員会を開き(公開で)と東電のこの調査結果について県自身が検証します(傍聴もできます。詳しくは県のHPで)。こうして3条件をクリアさせるのでしょう。県民の命、安全・安心を考えれば、当然知事は受け入れを撤回すべきです。
ところで、県は県民にも市町村にも冷たい。市町村国保会計は、失業による加入者も増えて国保税を払えない滞納世帯が21%をこえています。ところが、県は義務的負担分以外は全く支援しようとしていません。
それどころか、市町村県税の滞納者に対する税徴収を強めるため、今年、会津地域に滞納回収機構まで作ったのです。納税者の権利を無視したとんでもないやり方です。これをすぐ解散するよう求めました。
このほか、今問題になっている家畜伝染病、口蹄疫についても万全の対策を求めました。