21~23日、県議会の商労文教委員会で長崎県を視察しました。今回は特に国の補助を受けて五島市で実証実験を行なっている浮体式風力発電(戸田建設)と電気自動者のまちづくりの取り組みを調査。
採算面からはどうなのかはまだ実験段階なのでこれからだと思います。風力発電は、環境面からもいろいろ検討すべき課題があると思います。電気自動車の方は、わが県でこそ実験してみるべきだと思いました。
【模型を使っての説明~棒の下の方におもりがついている。棒は海底に固定した4本の鎖とつないである】
【海上に浮かぶ実験用の風力~発電はまもなく始まるそうです。実際には、この2倍の大きさの風力に】
【電気充電するスタンド】
【左側は急速充電スタンドから充電。右側は家庭用の蓄電池から充電】
五島市では、国と県から100%補助で市内の観光用レンタカーやタクシーの一部で導入され運行中。
試乗させてもらいました。スイスのツェルマットで電気タクシーに乗ったばかりだったので同じでしたが、音がほとんどしないとやはり歩行者にはわかりにくりでのではないかと思います。
また、充電スタンドの設置と家庭用の充電機器の設置を導入するしくみをつくる必要があります。原発廃炉を国が決断し、財政面でも導入しやすい仕組みを早期につくるべきです。福島県内でも国が支援し早く地域で始めてみるべきでしょう。
ところで、長崎市では原爆資料館にもいきました。ファットマン(太っちょ)とよばれる長崎に投下された原子爆弾の模型。広島型よりも確かに太い。広島はウラン爆弾、長崎はプルトニウム爆弾でした。この原爆で死者7万人以上、重症負傷者を含め15万人以上が犠牲になりました。
【1945年8月9日午前11時2分に投下された長崎市爆心地の模型】