私のブログで紹介した復元した納棺師、笹原留似子さんについて、赤旗日曜版が今週号(9/2付)で大きく紹介しています。彼女は、まだ40歳という若さ。でも、豊かな感性で遺体や遺族と向き合い、最後の別れを笑顔で家族が送れるようにと、独学で見に付けた技術で、被災地で300人以上もボランティアで復元されました。
8/17のNHKテレビで放映されたのでご覧になった方も多いと思います。「震災絵日記」のこれらの絵もご本人が描いたものだと知りました。絵に添えられた短い言葉も彼女の手書きです。遺族や遺体に語りかけるあたたかい著者の言葉に、何度読んでも涙が止まらなくなるのは私だけではないでしょう。
また、震災以降、ボランティアを始めた経緯、自分の葛藤や想いをまとめた笹原さんの著書も涙なしには読めません。命の尊さ、東日本大震災がもたらした未曾有悲劇を知る上でもこの2冊はぜひおすすめです。もちろん、赤旗日曜版もこの機会にぜひご購読していただきたいと思います!