27日、県議会野代表者会議が開かれ12月県議会への対応などで協議。1つは、沖縄県議かけらの要請で、オスプレイ配備に関して「配備反対」か「低空飛行訓練反対」の決議を上げてほしいというものです。
これに対して私たちは賛成ですが、自民、民主、ネットの会派は持ち帰り検討としました。
2点目は、私たちが22日に申し入れていた総選挙の公示と県議会開会日が重なることによる日程の変更についてです。これについては、すでに20日に召集通知を出しているからと、4日午後1時開会で変更なしとしました。
また、議運でも宮本しづえ県議が、日程の変更ができないなら午前に予定している議運の開会時間をずらしてはどうかと意見を述べると、自民も民主も「必要なし」と一斉に声が上がり、否定されたとのこと。
こんな時だけ「公務優先」などといいますが、他党はよほど選挙をやりたくないようです。そう言えば、ある集会でも市議同士が「早く議会が始まらないかな」と後ろの方でささやく声が・・・。
さて、この日の夜は青年会議所が、5つの選挙区一斉に恒例の立候補予定者の「公開討論会」を開催しました。私は、平候補が出席する二本松市安達文化ホールへ。2区の選挙区には共産、民主、自民、維新と生活が第一の5人の争いになりそうですが、生活が第一の太田候補は欠席しました。
今回のテーマは、復興政策、消費税を含む経済・金融対策・財政再建、原発を含むエネルギー政策、年金・医療・介護など社会保障制度と子育て・教育、領土問題、外交・安全保障政策でした。このほか、憲法改正・TPP参加、中間貯蔵施設について〇×式のアンケート回答とコメントを求めました。前後に自己紹介と訴えたいメッセージも。
民主党はぎりぎりまで候補者が決まらず、増子参院議員の秘書にようやく決定するなど、3年前とは全く様相が違います。民主党の斎藤氏は、医療・福祉・教育問題については答えを持ちあわせていないと回答をさけたのには驚きました。将来の子どもたちのため現役世代でできる消費税増税は必要と。憲法改正については、平和憲法を維持すると×を掲げました。
自民党の元衆院議員の根本氏は、「強い日本を再建する」と主張。TPPは、例外なき関税撤廃には反対としつつもアジアとの自由貿易、FTAはすすめたいとし、憲法改正には〇をつけ「自らの手でつくりたい」とも述べました。消費税は社会保障の安定財源のため必要、公共事業も防災・減災のため必要と。
維新の会の緑川氏は、「道州制」を主張。経済対策については、増税では経済が縮小すると述べつつ、金融緩和策と毎年3兆円超えている社会保障費の歳出をは抑える必要があると。憲法改正は65年もたったのだから必要と〇をつけたと述べ、ただし平和を脅かすのはダメとしましたが・・・。
原発については、さすがに推進を口にする候補はいなかったものの、他党はいずれも「脱原発依存」などと理解に苦しむ言葉です。「即時原発ゼロ」を述べたのはわが党の平氏だけでした。
共産党は、どの分野の問題でも財界中心、アメリカいいいなりをやめ国民の立場に立った対案を示し、他党との違いが浮き彫りになりました。しかも、提案するだけなく実際に行動している党です。公示日まであと1週間。どうそ、議席を大きく伸ばしていだけますように!