20日、市田忠義書記局長を迎え、郡山市のユラックス熱海で開かれた共産党演説会は、県内各地からバスを連ねて参加した1600人の席が満席となり、立見まででるほどでした。
紙智子参院議員が福島第一原発を視察した時のようすをのべながら、「事故収束」などしていないこと、安倍首相がTPP交渉参加を決めたが、大学教授の間にもTPP反対の連帯が広がっていることも紹介。いわぶち友福島選挙区予定候補も県民や原発避難者の生の声を国会に届けたいと決意を述べました。
私たち5人の県議団も壇上で紹介され、私が県議団を代表して挨拶し、原発問題はじめ被災者支援でも国の責任は大きいと述べ、国政で共産党を大きく伸ばしてほしいと訴えました。
市田書記局長は、安倍政権のボロが出てきたこと。3本の矢ならぬ、消費税増税と社会保障の改悪を加えると「5本の毒矢」や国民に向けられていることなど、わかりやすい演説に共感の拍手がたびたびありました。
また、自分の母親が入党した経緯にもふれ共産党への入党を呼びかけ、参議院比例代表5人全員の当選で、福島の原発事故を教訓に、全国の今止まっている原発をそのまま廃炉にし、原発即時ゼロと新安全基準での再稼動を許さないたたかいをとよびかけました。