安倍首相は、ついに選挙戦最終盤になって、改憲のねらいをズバリ第9条だとし、そのため自衛隊を国防軍にすると明言しました。今度の参院選の大きな争点です。
この選挙戦が終われば、安倍政権はただちに改憲の動きをつくろうとしています。こんな野望は絶対許してはなりません。子どもたちの未来が徴兵制や戦争する国になることなど多くの国民は望んでいません。これまでのどの世論調査をみても過半数を超える国民が、憲法9条の改定に反対を示しています。
外交は、平和憲法を生かした外交を、これが共産党の考えです。二度と戦争はしないと世界に誓った、この憲法を投げ捨てて、再び戦争する国にしてはなりません。憲法9条を改定し軍隊をもつ国になれば、基本的人権の尊重も民主主義も否定されます。集会・結社の自由も制限されます。戦前のような暗黒の時代に逆戻りです。「まさかそんなことまでは」と私に言う人もいますが、自民党の改憲案をみればはっきりわかります。身震いするような危険なねらいではありませんか。だから、元自民党幹事長の古賀誠さんが赤旗に登場し、96条の改定に反対を表明しているのです。
共産党は、今月15日党創立91年を迎えました。戦前の暗黒の時代から「侵略戦争反対」を命がけ貫いた唯一の政党です。私も、この共産党を知って21歳で入党しました。私の父は20才そこそこで徴兵され、シベリアに抑留されて日本に帰国したのは戦後3年経ってからでしたが、私たち姉妹は小さい頃から父の戦争体験をいつも聞かされて育ちました。
今度の参院選挙は、安倍政権の暴走に歯止めをかけ、国民の命とくらし、平和を守る選挙です。そのためも党派を超えたご支持を共産党へ!どうか、よろしくお願い致します。
昨日は、福島市で紙とも子参院議員(比例候補)、いわぶち友選挙区候補と共に志位委員長が街頭から訴え、1,500人の参加者で大変な盛り上がりでした。私は白河市のいわぶち友候補の個人演説会で訴えました。
【福島市で参加者の声援に応える左からいわぶち友選挙区候補、志位委員長、紙とも子比例候補】
きょう17日は、高橋ちづ子衆院議員と共に、郡山市内を政党カーで訴えました。