災害対策全国交流集会inふくしま

15~16日は、「災害対策全国交流集会inふくしま」が、福島市土湯温泉地で開かれています。

~被災者本位の復興と原発ゼロをめざして~とサブテーマにあるように、東日本大震災からの復興、特に「人間の復興」にどう光を当て、国の政治を変えさせていくのかが課題だと思います。

神山悦子さんの写真

全体会では、岩手・宮城・福島・広島からの被災地から報告。福島の報告は、県復興共同センターの斎藤さんが行いました。

そして、今年8月20日に土砂災害に見舞われた災害対策広島県連絡会の事務局長が報告。今回の土砂大災害は、「広島ショツク」と言われているそうです。つまり、都型大災害の典型で、全国の都市でどこでも起こりうるということ! 写真の広島市の土砂災害の実態をまとめた冊子は、本日付の発行です。

全国災対連で講演する浪江町馬場町長

浪江町の馬場町長が記念講演をし、 全町民避難を余儀なくされた原発避難の実状を報告しました。その冒頭で、馬場町長は、憲法13条の幸福追求権、25条健康で文化的な生活の保障に照らしても、我々はあの原発事故ですべて奪われたと切々と訴えました。馬場町長から直接話を聞いた当時を思い出し、また被災者の心情を想像して涙がこぼれました。

全国災対連発行の冊子。これは活用できます。
全国災対連発行の冊子(改訂版)です。活用しましょう。

このあと、「今後の被災者生活再建支援制度の改善にむけて」の分科会に参加し、地震・津波被災や原発避難者、住まいに関わる再建がなかなか進まない福島の現状を報告しました。

20年前の阪神大震災、新潟中越沖地震で切り開いた被災者生活再建支援制度ですが、それでも不十分な制度です。しかし、東日本大災害をふまえ、改正災害対策基本法と大規模災害からの復興に関する法律は、「1人ひとりの生活再建」を位置づけました。この意義は大きい!この立場でさらなる制度の拡充を!

 

 

県警捜査二課で今年で3人の自殺者に関して説明を聴取

DSCF4845 14日、県警より県警捜査二課で発生した自殺者に関して説明を受けました。実は、今年に入って同じ課内の自殺者は今回で3人目です。

今年の春に、捜査二課で部下と上司が相次いで自殺。この時は、パワハラがあったと説明していました。

今回の自殺者は、一方でもう一つの事件、つまり個人の警察官に毎月渡している捜査費が紛失したことが発覚した最中に発生した自殺者の発生でした。

これら一連の問題について、県警として徹底調査とk根民への説明、公金の扱い、そもそも捜査費の基準についてどうなっているのか、これらについての追加資料などを求めました。