29日午後は、郡山市内で「1人ひとりが大事にされる災害復興法をつくる会」が開かれ、ご案内頂いたので参加してみました。
最初に、共同代表の福島大学の丹波史紀先生が、「原発事故を受けた福島県は、復興に格差と不均衡がもたらされている」とし、「本当のめざすべき復興とは何かを考えるシンポジウムに」と主催者挨拶。
このあと、大阪市立大学院教授の除本理史さん、県弁護士会の渡辺淑彦さん、NPO法人しんぐるまざあず・ふぉーらむ・福島の遠野さんが、それぞれ現状報告。
当時者報告では、仮設住宅に暮らす川内村の仮設住宅の自治会長の志田さんが発言。ビデオメッセージで富岡町や双葉町の女性の声も紹介されました。
県内外の学者・研究者、弁護士らが多数参加し、どうやら被災3県でシンポジウムを開催したようです。
本県の原発事故による被害は特有の課題があり、復興も1人ひとりの多様な選択を支援できるようしていくことが大事だということが、それぞれの取り組みを通じてより鮮明になり、私も大変参考になりました。