大熊町で中間貯蔵施設を調査/双葉町議会議員と意見交換

18日に、県議会特別委員会で大熊町の中間貯蔵施設の現場に入り視察しました。

大熊町の国道6号線から東に入るとすぐにゲートがあり、検問所でバスごと1人ずつ身分証明書を提示して通過。

dsc00052dsc00070入るとすぐに、環境省中間貯蔵視察等整備事務所で、福島復興再生本部の坂川勉本部長、鈴木調査設計課長と石川補佐らから説明を受け質疑応答。

環境省の説明によれば、この時点で大熊・双葉両町の土地・建物の登記上は2,3360人ですが、、連絡先を把握している地権者は1,640人、面積で1,510haです。そのうち、契約できたのは、約144ha、379件(9%)にすぎません。

大熊・双葉両町は公有地の提供を承諾したものの、公用地のほとんどは道路なので、あまり面積がとれないこともわかりました。このあと、その現地を視察しました。

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20日には、いわき市勿来にある双葉町役場で、双葉町議会の議長や議員のみなさんと中間貯蔵施設に関して意見交換をしました。dsc00315

議員のみなさんは地権者の方も多く、環境省の上から目線の態度に怒りがあること。住民の要望や意見を述べても最初から決まったことだとして、具体的な回答もないとのこと。こんな環境省の対応では地権者の同意が進まないのは、当然です。それでも、今年度県から10人が環境省へ派遣され、ようやく300人台まで進んだというのが実態です。dsc00362

投稿者:

e-kamiyama

 現在6期目です。子どもや女性、お年寄りにあたたかい政治を!平和・いのち・暮らしを守ります!

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