きょう10/3は、9月議会の最終日。今議会には、県が国家公務員宿舎の東京東雲荘(しののめそう)に入居している自主避難者5人に対し、明け渡しを求め提訴する知事提出議案への採決が行われました。議案に反対したのは、共産党県議団の5人だけでした。
写真は、今夜のNHK県内ニュースから。この方は、原発事故で仕事を失い、2つ目の会社もダメになり精神面の治療を受けています。県から退去しなければ2倍相当の家賃請求の通知が届き、いっそう精神的打撃を受けていると。しかし、退去期限の今年3月末までに、都営住宅を受けましたが8回も落選。これらの事情から退去の契約をしなかったそうです。福島大学の清水教授は、原発事故さえなかったら起きなかったこと。また、個別の事情に応えるのが憲法からみた公平な行政の在り方だと指摘しています。
きょうは、吉田英策県議が党県議団を代表し議案への討論を行い、同様の他の方の事例を紹介。しかも2倍の家賃を請求し退去を求めよと指導したのは実は国(財務省)だったと告発。県がそれを受け、県民を裁判に提訴するのは「人道上問題」だと中止を求め、議案に反対しました。
他党は、すべて内堀県政の与党だとして賛成。立憲民主党の1人が退席しただけです。これが内堀県政を支える県政与党の態度です。
きょうで9月県議会は閉会。11月の県議選に一斉に突入です。この県議会を変えるため、ぜひ共産党県議団を大きく伸ばして頂きたい!私たち党県議団は、それぞれの選挙区で再選と議席増を目指し頑張ります!