5/3から国連で始まったNPT(不拡散条約)再検討会議に向けて、核廃絶への世界的な世論と運動をまきおこすため、被爆国日本の福島県代表団の一員としてニューヨーク行動に参加してきました。
【5/2 同じ班のメンバーです。パレード出発点のタイムズスクエアで署名行動を終えて】
日本国内から1,500人、県内から12人が参加。森さんと私は、4/30に出発し5/6までの7日間、東北・北関東各県からの代表8人の班に入って行動しました。
滞在したホテルは、エンパイア・ステートビルのすぐそばにあり、そこを拠点に正味4日間を街頭署名や国連までのパレード、平和コンサート&国際シンポジウム、分野別交流会など連日元気に行動しました。
【5/1 マジソンスクエアで森さんらと初めてニューヨーク市民に署名をよびかけて】
署名行動は、郡山の新婦人から借りた黄色のハッピを着て、森さん手書きのポスターを掲げながら、サインに応じてくれた方には持参した折り紙の「折鶴」をプレゼント。これは喜ばれました。森さんの通訳に随分助けられましたが、森さん自身も通訳人生の中で被爆国の自分の思いを初めてアメリカ国民へ伝えることができたと感激していました。
5/2の国際行動デーのパレードは真夏のような暑さでしたが、1万人の参加者でマンハッタンをうめ尽くしました。 【5/2 国連本部前のハマーショルド広場に積み上げられた690万の署名】
パレードに先立ち、原水協の代表らが国連のカバクテュランNPT議長とドゥアルテ国連上級代表へ690万余の署名を提出。両氏は、「みなさんの署名をこの目でみたい」と国連会場からハマーショルド広場まで足を運ぶなど、異例の行動で応えてくれたそうです。
【5/3 リバーサイド教会(キング牧師がベトナム反戦を演説したゆかりの場所)で開かれた国際シンポジウムで、挨拶に立った共産党の志位委員長、笠井亮、井上哲士国会議員】
一方、志位委員長を代表とする共産党米訪問団は、2日のマンハッタンでのパレードにも参加し、デモの集結点のハマーショルド広場で私たちを出迎えてくれたほか、リバーサイド教会での国際シンポジウム会場にも現れて挨拶もするなど、NPT会議の成功のために精力的に行動する姿に、私たちも大いに励まされて帰ってきました。
【5/2 ハマーショルド広場でパレード参加者を出迎えてくれた志位委員長らと握手】
日本原水協は1200万の署名を目標にしています。国連でNPT再検討会議は、5月末まで開かれていますので、さらに国内での署名行動を続けます。ぜひ、ご協力をお願い致します。