母校の県立高校も地震で被災

  市内の県立高校も地震被害を受けました。あらためて私の母校県立郡山東高校を訪ね、校長先生の案内で中をみせていただきました。北と南の2つの校舎をつなぐ廊下の柱には、大きな×印の亀裂が・・・。激しい揺れで両方から押され、亀裂が生じたのでしょうか。

  第1体育館は天井が被災し、足場を組んで工事が始まっていました。

 1年生8クラスは、校舎が使用できず第2体育館でパーテーションで区切って授業を開始。「先生の声が聞き取り取りにくいし、黒板の字もみえにくい」とちょうどこの教室にいた生徒さんが言っていました。

 2~3年生は、使える校舎で授業を開始。仮校舎を建てる予定で土台ができたところですが、資材不足で工事を開始できないでいること。 

 また、体育館も仮校舎も、これから梅雨時期と夏場を迎えるためクーラーの設置を要望中とのこと。

    【グランドの左向こうが仮校舎の建設予定地】

 郡山東高校は、実は今年度耐震化工事を行なう予定だったそうです。しかし、この際大規模改修工事に切り替える必要があるのではないでしょうか。

 現校舎は、私の高校時代に新築された30数年もたつ校舎です。私の高校生活は改築工事の3年間だったことを思い出しました。改築の時期がきているのは確かです。 

 同様に、県立安積黎明高校の地震被害はもっとひどく、2つの体育館に全学年が移動させて授業をしていると聞きました。こちらも大規模改修工事は免れないようです。

 ところで、東高校の放射能数値はどれくらいか。先生が持っていた文科省支給の「はかるくん」で測定すると地上50cmの高さで0.97マイクロシーベルト、地面に近くになるにつれて数値があがるのがわかります。外での部活動は震災後久しぶりとのこと。

 屋外運動についても今後どうすべか課題の1つのようです。例年だと5月中旬にはプールの水を貯め始めますが、今年はどうするのか、部活の練習試合などを行なうにはバス台などの遠征費用がさかみそうだとも。いずれも例年にない県の支援が必要です。

 

投稿者:

e-kamiyama

 現在6期目です。子どもや女性、お年寄りにあたたかい政治を!平和・いのち・暮らしを守ります!

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