5日、福商連が郡山市熱海町で、原発被害の賠償請求相談会を開催しました。高橋ちづ子衆院議員が激励の挨拶をしました。相談会には16人もの弁護士が、関東圏と市内から応援にかけつけました。
浜通りの原発地域から磐梯熱海の旅館で避難生活をしている人も相談にみえていました。
【相談を受ける高橋ちづ子衆院議員】 請求の仕方などの説明のあと3つのグループに分かれ、高橋ちづ子さんと私も相談を受けましたが、私は市内で美容師をしている方からの相談でした。
商売の相談というよりも、子どもたちへの放射能被害の影響についての相談でした。自分の孫も含め、お客さんの子どもや孫が県外ヘ避難している人が非常に多いこと。郡山市内の子どもたちをこのままここにいてよいとは思えないという、もっともな意見です。
しかもこうやって顧客がじわじわと減っていけば、商売への直接の影響ばかりでなく、地域全体が沈んでいくばかりです。原発事故さえなかったら起こりえなかった、本当に大変な事態です。
このあと高橋ちづ子衆院議員とともに二本松男女共生センターの浪江仮役場へ行き、馬場町長と懇談。
馬場町長とともに改めて3/12の原発爆発直後の東電や国、県の対応について検証してみると、災害対策本部の指示のあり方、東電の対応などさまざまな課題がみえてきました。
【ちづ子議員が広げたスピーディーの放射線の動きを示す地図で、浪江住民の避難先を示す馬場町議】
馬場町長からは、今後の生活支援、義援金が底をつく、中小業者への融資ではなく直接補助を、仮設住宅等への家電6点セットは地元業者から購入を、他県にいる住民に住民票移動なくても住民サービスを受けられるように、介護保険の認定扱いも同様にと要望されました。