政調会の2日目の16日、15日に二本松の三保市長が行なった記者会見で明らかにされましたが、昨年震災後に新築された二本松市内のマンションの基礎部分から高いセシウムが発見された問題・・・。
NHKなどマスコミで報道されたのでご存知の方も多いと思いますが、その後の調査でマンションの基礎材に使われた砕石は、線量が高い警戒区域の浪江町津島にある石材会社のものでした。
二本松市では通学路の舗装工事にも使用していましたし、きょう20日は福島市のマンションでも見つかっています。
それにしても、国の「スピーディ」の情報がきちんの情報が、浪江町や福島県民にきちんと報道されていればこんな事態も防げたはず!!
ここで産出された砕石は、ちょうど3・11以降の第一原発が爆発したあとの一番線量が高かった1ヶ月間の間に産出されたものでした。放射能が高い地域になっていたことも知らずに操業していたわけで、この点でも国と東電の責任は重大です。
この日の政調会では、私たちもこの問題の原因や他に同じようなことがないかどうかを質したところです。県も調査をすると回答し、きょうは国の機関とともに砕石場の現場に同行したようです。
問題の徹底解明とマンション住民の転居などについても支援していべきです。