宮本県議が当初予算に反対討論

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16日、約1ヵ月間にわたった2月定例県議会が最終日を迎え閉会しました。本会議では、2012年度当初予算はじめ知事提出議案と議長提出議案の請願や意見書議案を採決しました。

宮本しづえ県議が、共産党県議団を代表して反対討論を行ないました。わが党は、来年度当初予算に反対しました。

災害対策など、評価すべき予算も多くありますが、この大変な時に県民には不要不急の大型開発事業の小名浜東港建設(人工島)に国県合わせて64億円もの事業費をつぎ込み、大規模林道の山のみち交付金事業も計上し、さらに、企業誘致のために35億円の上限を国内最大級の上限200億円の補助金を出すという企業立地補助金制度を提案しています。

一方、子どもたちのリフレッシュをするための体験事業の予算は、今年度の半額です。県民や子どもの健康支援では、今年19月から18歳以下の子どもの医療費を無料にするためのシステム経費補助を行なうことは評価できますが、18歳以上のがん検診の助成には消極的です。

大震災・原発事故から1年もたつのに、賠償問題でも、除染でも、なかなかすすまないのは、知事が原発を廃炉と明言した一方で、今議会にわが党の長谷部県議が「原発事故は人災と認識しているか」と質問したのに、「人災」とははっきり認めませんでした。これでは、国にも東電にも責任追求や対策をしっかり迫ることなどできるはずがありません。

本会議での採決が終わると、知事や副知事など3役と、教育長、県警本部長、正副議長などが控室に挨拶に見えます。

今議会は、年度替りで職員も退職や異動があります。議会義務局の中村さんは速記者として長年議会事務局の仕事をされてきました。3月で退職されるとのことですが再任用で時々こられるとのこと。大変お世話になりました。

投稿者:

e-kamiyama

 現在6期目です。子どもや女性、お年寄りにあたたかい政治を!平和・いのち・暮らしを守ります!

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