20日は、私の父の米寿のお祝い会を市内の温泉でしました。父は7月の誕生日で88歳になります。これまで忙しさに紛れてこうした父のお祝いを逃してきましたが、夫に言われてお祝い会をとなった次第です。
孫やひ孫に囲まれて父はとても喜んでくれましたが、父の人生で一番大きな出来事は、先の戦争でシベリアに抑留されたことです。20歳そこそこで徴兵され、終戦後3年もたってから帰国。その後、亡き母と結婚しました。ですから、父はいつも戦争体験の話になってしまいます。
2年前に母が84歳で亡くなって寂しいようですが、今は家の周りを草刈り機できれいにしています。さすがに最近では腰が痛いといっていますが。お風呂炊きも父の仕事です。わが家は薪で沸かしていますので。でも、太陽熱を利用したり、いつでも灯油にきりかえられるように準備だけはしています。
ともあれ、88歳まで長生きできたのもたくさんのみなさんの支えがあってこそです。この場を借りて深くお礼と感謝を申し上げます。
お父様お健やかな米寿おめでとうございます。ますますご健康をお祈りいたします。
わたくしも1月に米寿を迎えはじめて、ファミリー数人がパーテイで祝ってくれました。長寿とはいえ、同級生130名中残りは30名、戦争で25名の方々が亡くなりました。
長寿のご恩返しにひとつアドバイスをさせていただきます。このごろは権力とくに国家権力の濫用が目に付きます。
水戸黄門のように悪代官退治が必要でしょう。幕府時代は公儀隠密が活躍しましたが、このシステムが現代はきちんできていないようです。
まず、政権のご意見番がいない。苛斂誅求の消費税増税に命をかける首相に止めを刺す人はいないのでしょうか。
公務員が権力を傘に不正を犯しても抑えるシステムができてない。国には会計検査院や行政評価事務所があるが、
地方にはありません。
だから大阪市のようなマンモス機構になるほど不正が横行します。目安箱がある自治体があるが公儀隠密レベルの威力はない。そんなシステムを作ることが肝要です。
被災者救済など超遅い運営です。これは「できる公務員」が枯渇したためでしょう。
では、みなさまどうぞお健やかに幸多くお過ごしくださるようお祈りいたします。
Yours Truly gakusui ☆
がくすいさんも今年1月に米寿をお迎えとのこと。ご長寿おめでとうございます。
政治のお目付け役とご意見番がいないということですが、共産党はそうでありたいし、そういう立場でものを言ってきました。ただ、マスコミはそれを無視して報道もしませんので、共産党の姿がみえないかもしれません。
さらにいえば、共産党はただ批判するだけの政党ではなく、どうすれば日本の政治を国民の立場からの政治を実現できるのか展望や目標も明らかにしています。最近発行した志位委員長の「日本のメディアを考える」(100円パンフ)やしんぶん赤旗をぜひお読み下さり、日本の政治の諸悪の根源は、「財界とアメリカいいなり」の政治にあると思います。民主党も自民党もその同じ基盤に立っていることが、国民とどんどんかけ離れていく要因です。国民が主人公の政治に転換すれば、展望が開けてきます。ぜひ、ご一緒に政治革新のために力を合わせていきましょう。