5日、県議団5人で昨年8/10に警戒区域を解除され「避難指示解除準備区域」になった広野町と楢葉町を訪問し、帰還に向けたインフラの整備状況や除染状況を視察しました。
広野町では、広野町議の畑中さんとともに双葉郡町村会長の山田基星町長と懇談し、避難指示解除された現状、県や国へ要望等をお聞きしました。山田町長は、広野町は3・11以降、原発事故収束の前線地になっている現状を紹介し、事故収束に向けて協力していること。また、原発再稼動はありえない、原発10基廃炉を決めた県の考えには従うとも述べました。
楢葉町では、いわき市明星大にある町の出先事務所で、遠藤産業振興課長、矢内建設課長、青木放射線課長から説明を受け、医療機関がないことへの要望も出されました。このあと、職員の案内で避難解除準備区域になった楢葉町の町内に入り、除染作業の現場や仮置き場を視察しました。
【楢葉町のいわき出張所で、町の除染や県への要望等を聞く県議団】