広島市文化交流会館で8/3~5日の3日間の日程で開かれた原水爆禁止2013年世界大会・国際会議で、第二セッション(核兵器廃絶、反戦平和、くらし、環境、エネルギー問題)で、私が福島の現状について10分間の導入報告をしました。これは、日本原水協から県議団への要請を受けたものです。
私は、原発事故から2年5ヶ月の福島の現状と、収束などしていないのに再稼動と海外輸出をねらう安倍政権。最後に、原発即時ゼロと再生可能エネルギーへの転換こそオール福島の願い、世界の英知と支援をよびかけ発言をしめくくりました。
第一と第二セッションでは、テーマごとに6~7人が1人10分導入発言。第三セッションは、今後の運動についてでした。その第一セッションで、福島のわたり病院の斉藤紀(おさむ)医師(日本原水協代表理事)が報告。野口邦和さん(日本科学者会議)が5日の閉会挨拶をしました。
【写真は、左から藤森日本被団協事務局次長、斎藤医師、主催者挨拶をした沢田昭二名古屋大学名誉教授(日本原水協代表理事)、田中日本被団協事務局長、私】
【フランスの代表(右)は、私の発言を聞いて福島への支援を申し出てくれて】
国際会議は、広島と長崎で開かれる原水爆禁止世界大会の前に開催され、海外と日本の平和運動、NGOの代表、政府代表も加わって核兵器廃絶の道筋を討論する重要な会議ですが、私は初めての参加でした。
「核兵器のない平和で公正な世界のために」の今年の大会テーマに基づき、2015年のNPT再検討会議までに、核保有国に対し核兵器の非人道性を広め、どう具体化させていくのかなどを熱心に話合いました。海外からは、20か国90名の団体や個人、政府・国際機関の代表、国内外200人が参加しました。
【日本原水協高草木さんと日本科学者会議野口邦和さん】【海外代表者との通訳をしていただいた共産党の緒方さんとアメリカのジョセフ・ガーソンさん】
【アメリカのガーソンさん、ジュディス・ルブランさん、日本原水協安井事務局長と共に】
【自然エネルギーの取り組みを報告したドイツ科学者連盟ユリア・ピピグさんと】
写真下は、フィリピンの代表者で国際会議の進行役もされました。この方の娘さんのマラヤ・ファブロスさんは、日本の通し行進者にとして参加したことを報告。被災地をみて、実際に生の声を聞いた彼女の報告は、涙がこぼれました。参加者からも大きな拍手がわきました。
4日は、午後の分科会には出ないで、一緒に参加した娘と共に、広島平和公園と原爆資料館を見学。足が棒になるくらいじっくりみてきました。オリバストーン監督も同日見学されたとNHKニュースでわかりびっくり。この日も68年前を思わせる暑い日でした。夕方は宮島にも足を伸ばしてきました。
お疲れさんです。