29日、札幌で開かれた北海道・東北6県議会議員研究大会へ参加しました。福島県議会からは15人が参加。共産党枠は1人なので、今回私が参加しました。
会場の札幌全日空ホテルで第1~第3分科会に分かれ、私は「過疎・集落の危機」の第3分科会に参加。旭川大学保健福祉部コミュニティ福祉科の大野剛志准教授が全体のコーディネーターをされました。北海道庁の地域づくりアドバイザーもされています。
岩手、山形、北海道議会からそれぞれ過疎や地域づくりのとりくみが報告されましたが、この分科会では福島からの報告はありませんでした。原発被災と言う、特殊事情をかかえている本県は、これまでの取り組みでは何とも解決しない課題をかかえている現状があることをあらためて認識させられた思いです。
このあと、全国で初めてコンビニを展開したセイコーマートグループの札幌配送センターを視察。この会社は北海道が本社で茨城に店舗を展開中のこと。現地調査を入れたのは今回初めてです。
研究交流会の午前中は自由行動だったので、札幌時計台へ。ゆっくりと館内をみるのは初めてです。そこで知ったのが、NHK大河ドラマ「八重の桜」と札幌農学校」との関係です。
八重の再婚者新島襄は、明元年21歳で函館から密航でアメリカに渡米。マサチューセッツ大学のクラーク博士が最初に教えた日本学生とされています。
クラーク博士は、明治9(1876)年7月31日札幌に着き、8月14日札幌農学校が開校し初代教頭に。時計台は、農学校の演武場(体育館)としてクラーク博士が構想したものでした。
「八重の桜」は、今後舞台が京都に移ります。会津と京都、北海道と、こんなつながりがあったとは。今後の放送が楽しみです。
夜は、サッポロビール園で会食でした。
大会で視野を広くされ実りある研究大会長い旅ご苦労様でした。
この機会に諸交流での効果もあわせ実りいっそう幸いと存じます。
クラーク博士の時計塔も写真でお目にかかれ、うれしいです。
ボーイズ・ビー・アンビシャスの名セリフをかみ締めさせられました。
ますますのご活躍ご発展をお祈りいたします。