今年の8月15日で終戦68年を迎えました。安倍政権が、憲法9条の改定と国防軍の創設まで公然と述べる中で、今年の終戦記念日を迎えました。この日は、駅前など郡山市内4ヵ所で、富久山支部の宮崎さんとともに街頭から訴えました。
15日、日本武道館で開かれた政府主催の全国戦没者追悼式で、安倍首相は歴代首相が表明していたアジア諸国への加害に対する「反省」や「不戦の誓い」を表明しなかったうえ、同日、靖国神社を安倍政権の3閣僚が参拝し、安倍首相は代理で玉串料を奉納したのです。侵略戦争の過去の歴史について反省がないのが歴代の自民党政権です。
民主党や維新の会なども自民党と同じ立場です。元をただせば自民党が本籍ですから、当たり前といえばあたり前でしょうか。
それにしても、麻生副総理の「ナチスに学べ」との暴言には私も驚きましたが、日本の閣僚として世界に恥ずかしい。橋下維新の会の「従軍慰安婦が必要だった」との発言も、過去の歴史の事実に目を向けず、集団的自衛権の行使でアメリカと戦争する国にしようとする点では共通しています。
一方、2015年のNPT国際会議に向けた今年の準備会議で、「あらゆる核兵器の廃絶を求める」の合意文書に、日本はなんと「あらゆる」の文言に異議を唱えサインを拒否したのです。被爆国日本として本当に恥ずかしい。
それに比べ、来日しているオリバーストーン監督のなんと的を得た発言か。広島、長崎、沖縄を訪問し、実際に自分の目で見て地元の方や当事者からも話を聞く姿勢はとても好感をもてます。赤旗にも登場しました。
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さて、終戦記念日を前に11日には、郡山市富田町公民館で今年も「平和の朝顔まつり」が開かれました。
案内のチラシ(写真)にあるように坪井さんが代表のこの朝顔まつりは、日本の加害の歴史も伝える学習会もプログラムに入っています。
中国平頂山虐殺事件について、中国人犠牲者の裁判をたたかっている弁護団が講演し、県外・市外からも多くの参加者がありました。