中田町の新年会

 15日は、地元中田町の新年会でした。今年は、原市長も参加し挨拶されました。

 私の挨拶で、原市長が述べた原発放射能の除染対策にもふれて「今年はオール福島で国と東電に迫っていきましょう」と述べたら、鏡開きで一緒になった市長から「神山さんに同感です」といわれました。

 参加者からも「オール福島はいいね」とか、「5人の交渉会派になってすごい。期待しているよ」、「孫のためにも原発のことお願いね」と声を頂きました。

 原発事故の収束と全基廃炉、そして除染対策、賠償、健康支援は県民共通の願いになっていることを地元でも実感しました。

磐梯熱海温泉の合同新年会

 

 

【開湯太鼓保存会のみなさんによる力強い太鼓演奏でオープニング】 

 10日は、郡山市磐梯熱海温泉の合同新年会でした。昨年の大震災・原発事故による風評被害で温泉街は大変な被害を受けています。

 会場となったホテル華ノ湯の菅野観光協会会長さんが、6団体を代表して挨拶されましたが、3・11の大震災の時、従業員とお客を無事誘導したことから始まり、翌日の第一原発爆発で、今度は浜通りの被災者を受け入れることになって、その対応に従業員たちとあたってこられたこと。

 しかし、原発事故で、本来の観光客の落ち込みで経営が厳しくなっていることから、東電へ損害賠償請求をしていることまで、さまざまな苦労やその思いが伝わってくるご挨拶でした。

 来賓挨拶された丹治郡山商工会議所会頭は、東日本大震災・原発事故から復興をめざす総決起集会を昨年駅前で成功させたことが、あらためて紹介されました。

 県民誰もが、これまでの価値感を大きく変えさせられた未曾有の災害だったということでしょう。今度は、国政をぜひ変えたいし、そのためにも共産党も大きくしたいとつくづく感じています。

 挨拶のあとは、花柳流あやめ会会長の花柳住寿美雄さんが、今年は女形で創作の 祝舞を披露し、会場は新年らしいあでやかな雰囲気につつまれました。

緑ヶ丘賀詞交歓会、中田消防出初式~障がい者成人式と市成人式に参加

 今年も4日の賀詞交歓会、青年会議所OB会の新年会を皮切りに新年の行事がスタートしました。

 7日は、緑ヶ丘町内の賀詞交歓会でした。今年は、同町内にある富岡町仮設住宅の自治会長さんも招待されていて挨拶されました。 会長さんは、昨年12月に復興センターの餅つきなどでおじゃました私のことにもふれてお礼を述べられました。こんな風に地元の町内会とつながっていたのだと思うと、なんだかほっとしました。

 

 8日は、朝から3つの行事に来賓参加。午前9時からの地元の市消防団中田地区隊の出初式へ。

 

10時30分からの障がい者の成人式に続き、1時半からの郡山市成人式まで、会場をあとにしたのは午後2時すぎでした。特に、市の成人式はいつものビッグパレットの会場が震災を受けたため、今年は熱海町のユラックスで行ないました。駐車場が満杯になり、会場を向かう車でものすごい渋滞でなかなかたどり着くのは大変でした。

 それにしてもこうして新しい年を迎えることができました。昨年3・11から大震災・原発事故、水害と三重苦、四重苦に見舞われた郡山です。

 10ヶ月たってもなかなか回復できないでいますが、今年も子どもたちや 県民が安心して住み続けられる福島県にするために、原発の除染・賠償・健康支援を国と東電へ「オール福島」で立ち向かっていきましょう。

【市成人式が終わり、舞台楽屋で郡山市のキャラクターがくとくんと新しく誕生した妹のおんぷちゃんと握手!】

お正月、きょうだいや親戚が集まって

 3日はわが家に私のきょうだいの家族、4日には父のきょうだいが集まり、私も久しぶりに手料理に精を出しました。  

 とはいえ、年末近くまで12月議会があったので、お正月の準備も買い物にもほとんど行けないでいたので、青森の嫁さんや親戚、ご近所から頂いた食材で鍋物やおでんなどの煮ものをメインになんとか格好をつけたというのが真相ですが・・・。

前進座の「毛抜」と「水沢の一夜」豪華2本立て12月公演大盛況 / 郡山医療生協創立40周年記念事業で

昨年12/15に、郡山医生協40周年記念事業として取り組まれた前進座公演。演目は歌舞伎18番の「毛抜」と「水沢の一夜」・公演は昼と夜の2回公演で須賀川文化センターの会場はどちらもほぼ満席の大盛況でした。

私は、ちょうど代表質問の日でしたので、夜の部を観劇。「毛抜」は、舞台衣装も派手で豪華。足で床を鳴らすリズミカルな効果音もよくきいて、おかしさ、大見得も切る歌舞伎らしい演目。

これと対象的な「水沢の一夜」は、大衆時代劇。蘭学医・高野長英の親子をめぐるしっとりと心温まる母子の情の物語。この2つの演目の組み合わせは、絶妙でした。

「毛抜」の最後、嵐圭史さんが粂寺弾正(くめでらだんじょう)の舞台衣装のまま、大震災・原発事故で被災している福島のみなさんへと心をこめたお見舞いの口上を述べたのには驚きました。会場からは感動の拍手がわきおこりました。今回は、特別のことだそうです。

 また、幕間にロビーに出たら私の地元、柳橋歌舞伎保存会役員の方にばったりお会いしてびっくり。

 主催者の医療生協による招待とのことで、会場へ行くと近藤会長さんはじめ顔見知りのみなさんがたくさん参加されていました。

【打ち上げで、嵐 圭史さんと共に】

迎春~今年こそ災害もなく、誰もが安心して暮らせる年に!

 新しい年が明けました。みなさんはどんなお正月をお迎えでしょうか。

  今年は、12月県議会が年の瀬の27日まででしたので、ほとんど年末年始の準備もできないままあっというまにお正月を迎えてしまいました。でも、元旦の1日は、久しぶりに新聞をゆっくり読んだり年賀状を書いたりしてのんびりできました。

   さて、きょう2日は、3人の市議団と後援会・支部のみなさんと共に、宣伝カーを走らせ「新春街宣」を行ない、街頭から年頭のご挨拶をしました。党県議団が5人の交渉会派入りを果せた力で、県民と市民の命と暮らしを守るため、今年も全力を尽くす決意です。

【2日正午、郡山駅前で左から高橋よしはる、岩崎まりこ、橋本のりゆきの3人の市議団と共に】

   昨年は、大震災・原発事故・水害と郡山市内も災害続きでした。これらの対策は、ようやく始まったばかりです。特に、原発放射能対策については、除染も健康支援も全面賠償も、まだまだこれからが本番です。「オール福島」で、国と東電へ迫っていきましょう。

  一方、野田民主党政権は、被災県民に冷水を浴びせるような改悪案を次々に打ち出しています。原発の再稼動や、消費税10%への引き上げと社会保障の改悪をセットにし、年金・医療・介護の負担増、公的保育制度の後退など、社会保障制度の改悪と庶民増税を一気にすすめようとしています。

  また、TPP交渉参加も福島県の復興を阻害するものでしかありません。財界とアメリカの利益最優先の野田政権は、かつての自民党政治そのものかそれ以上です。公約を次々とやぶって八ツ場ダムへ推進方針を転換しました。そんなお金があるなら、被災県に回してほしい!

 ムダな大型公共事業を中止し、政党助成金を廃止し、欧米のように大金持ちや大企業にも所得に見合う応分の税負担を求めれば、消費税の増税なしでも財源は確保できるのです。日本には、「我々に税金を増やせ!」という大金持ち・資産家・大企業はいないのでしょうか?

 野田政権に対する厳しい審判を! そして、誰もが安心して住み続けられる福島県と日本を取り戻すため、今年は国政を変える年に! 本年もみなさまのあたたかいご支援を、どうぞよろしくお願い致します。

郡山市に屋内子どもの遊び場オープン

 12/23、郡山市内の駅東部にある横塚地区に、空き店舗を利用した屋内の子どもの遊び場「郡山市元気な遊びのひろば~ペップ・キッズこおりやま」がオープンしました。子どもたちへの大きなクリスマスプレゼントです。

 原発事故から9ヵ月がたっても、郡山市内の子どもたちも屋外での活動時間が制限されています。お孫さんを連れてここを利用した方が、1時間半たっぷり体を使って遊んだせいか、この日の夜お孫さんが久しぶりにぐっすり眠ったとの感想を共通して寄せています。

 郡山市内にある小児科の菊池医院副院長の菊池信太郎医師は、震災・原発事故以後の子どもたちに心身面での変化が表われていることから、屋内に砂場など設け思い切って体を使って遊べる施設を発案。

 これに民間企業が賛同し、建物と設備を(株)ヨークベニマルが提供し改修。それを郡山市が無償で借り受け運営します。鉄骨平屋建ての建物面積は約2,400㎡、駐車場は120台分あります。

 1時間30分ずつ利用者完全入れ替え制です。利用料は無料ですが、キッチン調理体験は材料費300円かかります。ただし、入場整理券が必要で、事前に市のニコニコこども館へ申し込んで下さい。10:00am~6:00pmまで、第3水曜日とその翌日、年末年始の12/29~1/3(今年度は12/31と1/1のみ休館)除いて毎日オープンです。

    【市保育士さんたちも受付などで大勢の親子の案内役】

         【大好評の砂場。ちゃんと水洗場も用意されているので親子で安心です】

 砂場、アスレチック&トレーニングコース、エアトラック、サーキット、ボールプールなどの動のスペースと、おもちゃや用具をおいた静のスペース、ベビーゾーンもあります。

  下の写真は子どもキッチン。かわいい色合いであふれた調理スペース。    【この日はクリスマスが近いことからチョコスコーンのケーキづくり】  

 

 私も、緑ヶ丘仮設住宅支援の餅つきを終えて近くを通ったので、中を見学させてもらいました。オープン日だったせいか、たくさんの親子でにぎわっていました。ちょうど、入れ替えの時間で、この間保育士たちが清掃します。若い男性保育士も市の臨時雇用として採用されたそうですが、とってもいきいきと子どもたちのために奮闘していました。

市の担当者によれば、県の子ども安心基金からも補助が出ているそうですが、今後の運営費にも県の補助をと要望されました。

 私は12/15の代表質問で、郡山の事例をあげて県内各地に屋内の遊び場をつくり、原発事故から子どもたちを守り心身の発達を支援すべきと提案。県も今後検討をすると答弁しました。

坪井医師の「チェルノブイリに学ぶ」講演会に120人

  18日、郡山復興共同センター主催の桑野協立病院長の坪井医師の講演会が開かれましたが、会場は人があふれるほど120人が参加しました。

 坪井院長は、このほど福島大学の清水修二副学長らと共にチェルノブイリを視察。原発事故と郡山で生きるという決意をこめて話されました。

                             【チェルノブイリの汚染マップ】

 チェルノブイリからの提言~ベルラド研究所(民間、1990年設立)で出会った物理学者の話を聞いて、日本の放射線医学や技術をもってすれば、被ばくをかなり低減できることに確信をもったとの感想を述べています。

 ただ、それにはスピードをあげる必要がある。放射能汚染のしきい値はなく、特に子どもへの影響は大きいので、できるだけ内部被ばくを低減するよう、食品の摂取にも気をつけるなどの対応が求められること。

 体の汚染度の検査体制と食品の汚染度の検査体制を充実させる。教育体制の充実も必要。規制値の引き下げも必要だいわれましたがいずれも同感です。

 

緑ヶ丘の仮設住宅で青空市、とん汁と餅つきの支援 / 郡山復興共同センター

23日、クリスマスイブイブの日に郡山原発・震災復興共同センターは、富岡町の緑ヶ丘仮設住宅で「青空市」と餅つき、とん汁をふるまいました。

この日は、雪がチラつく寒い日でしたが、とん汁を温め、餅つきも始まると自治会長さんらが杵でついてくれました。

少々もち米が吹きあがらず米粒が混じっていましたが、これもご愛嬌。つきたての餅はとん汁に入れたり、黄な粉でまぶしたりして大好評。みなさん家族の分を喜んでもらっていきました。

     【自治会長さんと私のコンビ】

       【班長さんご夫妻。さすが息がぴったりです】

党第4回中央委員会総会に参加

  3~4日、党本部で開かれた第4回中央委員会総会に参加しました。会議が始まる前に、東北の被災3県と志位委員長と、互いに議席増になった喜びをしばし交流。

  

 総選挙勝利をめざし、自民か民主かの2大政党の「米国・財開いいなり」という古い枠組みとは違う、国民の立場に立った新しい政治を求める国民の期待に応えるために、すべての選挙区に候補者を立てて闘う方向を提起。志位委員長の報告のあと、総選挙と参議院選挙の候補者も発表されました。

 討論では、私も5人当選となった県議選のたたかいについて発言。知事が「18才までの医療費無料化」を野田首相に要望し、検討が始まったこと。

 原発問題については、知事が「全10基の廃炉」を明言したことなど、5人の交渉会派になったことによる新しい動きが始まっていることを報告しました。

 今度は、国政も変えていく必要があります。TPP問題、大震災・原発事故対応、沖縄・普天間基地問題など、どの問題でも野田政権には期待を裏切られたとの声が寄せられ、わが党と新たな共同が広がっていますが、。

 大震災と原発災害からの復興、原発ゼロをめざすたたかい、TPPと普天間基地問題、消費税増税と社会保障の1体改悪、貧困と格差、経済問題などの政治的対決点と今後のたたかいの方向を明らかにしました。

 いずれも、12/9から開会する県議会で、県民のくらしや県政と深くかかわってくる問題ばかりです。県民や被災者の命・くらしを守り、復興への新しい方向を打ち出せるよう5人の県議団で頑張ります。