JR不採用問題~解決記念レセプション                                    23年間のたたかいでついに4党が政治決着

 

 

           

【主催者挨拶する国労中央執行委員長高橋さん】

 13日、JR不採用問題解決の「記念レセプション」が市内のホテルで盛大に開かれました。実に23年間にわたる長いたたかいでした。

 1986年、中曽根内閣の国鉄民営化路線の方針の下国鉄改革関連8法案が成立し、87年に7628人がJRへ不採用に。そのうち国鉄労働組合員1047人が解雇されました。

 まさかこんなに長期間にわたるたたかいになるとは思いもしなかったでしょう。裁判をたたかった原告団と家族のみなさん、そして支援し続けてきた国労組合員のみなさんが、あきらめずに戦ってきた意義は大きいと、党県委員会を代表してお祝いを述べました。

 そして、政治決着という形で今年4月にようやく大きな解決をみました。6月末までに原告910人に対し1人平均2,200万円を支払うとともに、雇用面で協力を求める」というの解決の内容です。ただ、雇用面の不十分さや年金の問題など残っているようですが。

    【23年間を戦い抜いた原告団と家族のみなさん】        

中田海老根地区球技大会

13日、海老根地区の球技大会が開かれました。中田町でもこの地区にだけ続く、今年で31回目を数える伝統ある大会です。

 競技に入り私も来賓チームの「玉入れ」に参加。来賓チームのかごは、みなさんより低くつけてもらったせいか、私も4個くらい入りました。そして、なんと私たちが一番に! (申し訳ありません・・・でも、うれしいです!)

                                      

農民連が9条田植え

 6日、郡山地方農民連が恒例の「9条田植え」を熱海石筵地区の橋本整一さんの田んぼで行ないました。新婦人会員の親子づれも田んぼに入って手伝いました。

 男性たちが、「9条米」を形作って田植えをしている間に女性たちは食事の準備です。この地方でとれるじ竹という細いたけの子の皮をむいて小口切りにし、これとサバの缶詰、うるいなど野菜を加え、最後に豆腐と味噌を入れてあたたかい汁物の出来上がり。

 古代米のおにぎり、つけものなどが並び、おいしい石筵の空気をすいながら、私もおなか一杯ご馳走になりました。

 平和だからこそ、農業も安心してできる。沖縄の普天間基地は無条件撤去しかない、沖縄に連帯していこうなど、整一さんの訴えがありました。

            

           

郡山生健会が発足

 5/29、郡山に生活と健康を守る会が発足しました。一昨年の年末から始まった郡山派遣村を契機に何回か派遣村を実施する中で、共産党市議団とネットワークとの連携プレーで、すでに50人以上を脱出させています。

 この中で、交流の場づくりや生活保護などの学習会も重ねてきましたが、やはり日常的な支援や交流が必要との声が広がり、郡山に生健会を発足する準備をすすめてきました。

 発会を前に県生健会長の江田さんの講演会が開かれたのち、役員を選出。初代会長に伊藤ヨツ子さん、私は顧問として関わることになりました。

  【郡山生健会長に選出された伊藤さん】

NPTニューヨーク県代表団の報告会

 22日、市内で県原水協が開いたNPTニューヨーク県代表団の報告集会がありました。12人のうちきょうは7人が参加。

 私も帰ってきてから、県議会議員や県の職員の方などから署名やカンパのご協力を頂いていますが、県の直轄理事からも署名とカンパを寄せて頂きました。これらも国連へ届けます。ご協力ありがとうございました。    

             

 【国連本部の入り口にある銃口をねじったモニュメント】

    

前進座「切られお富」を観劇                                              嵐広也さんの7代目嵐芳三郎襲名披露口上も

    

          【前進座女優の横澤さん(右側の和服姿)らと共に】

15日、郡山パルのみなさんと恒例の前進座5月国立劇場公演を観劇してきました。

 今年は、前進座の嵐圭史さんが、3月にH21年度芸術選奨文部科学大臣賞を受賞されたことや、嵐広也さんが祖父・父の嵐芳三郎を襲名し、その披露口上もあるというのでかけつけました。

 嵐圭史さんの受賞理由は、「永年に亘り、前進座の中心俳優として活躍し、昨年5月の国立劇場で真山青果作「江戸総攻」の徳川慶喜を演じて優れた演技見せた。嵐圭史氏は、持前の優れた風姿と品位、明晰な台詞を駆使して、慶喜の人柄と言動を鮮やかに表現した」というものでした。

 昨年の舞台での圭史さんの姿がよみがえってきます。この日も、凛々しく演じていました。芸術・伝統を守っていく仕事は、人知れぬ苦労もあるはず。圭史さんの楽屋を訪ね、心からお祝いを申し上げました。

 また、公演に先立ち、河原崎國太郎さんの弟(嵐圭史さんの甥)の嵐広也さんが、7代目嵐芳三郎襲名を披露する口上がありました。

 嵐広也さんは、お富役の國太郎さんと共に、井筒与三郎役を初々しく、晴れやかに演じました。山田洋次監督もお祝いにかけつけようです。観劇されている姿をおみかけしました。

反貧困ネットの派遣村・路上相談学習交流集会

 8日、反貧困ネットワークふくしまが「派遣村・路上相談」の学習交流集会が市内開かれました。

 ここ1年前から県内各地で取り組まれた派遣村や相談活動について、学習や経験の交流をしました。

 ごこでも共通しているのは、派遣切りなどの労働相談から始まって、さらに住まいがないなど生活全体にかかわる複雑な問題が持ち込まれてきています。

 それを生活保護費が支給されるまでネットワークで支援したり、一方で市や県へも交渉して改善を求めてきました。

 行政も一定の変化をみせているものの、生活保護の受付の課題や、公営住宅に空きがあってもなかなか入れないとか、民間住宅も自分でまずさがしてきなさいという態度は変わらないようです。

 行政が間に入って、まず住まいを確保するなどの姿勢があってしかるべきではないでしょうか。自立を支援するというのなら、まず住まい、そして食事です。その基準は、生活保護基準とし、これ以下は貧困層とみてきちんと対応していくよう、行政も私たち市民も再認識する必要があると思いました。

NPT会議に向けたニューヨーク行動に参加してきました!                                    マンハッタンを1万人のパレード、690万の署名提出

     【5/3、後方にみえるのが国連本部。内部の見学を終わって】

  5/3から国連で始まったNPT(不拡散条約)再検討会議に向けて、核廃絶への世界的な世論と運動をまきおこすため、被爆国日本の福島県代表団の一員としてニューヨーク行動に参加してきました。

 

【5/2 同じ班のメンバーです。パレード出発点のタイムズスクエアで署名行動を終えて】

 日本国内から1,500人、県内から12人が参加。森さんと私は、4/30に出発し5/6までの7日間、東北・北関東各県からの代表8人の班に入って行動しました。

 滞在したホテルは、エンパイア・ステートビルのすぐそばにあり、そこを拠点に正味4日間を街頭署名や国連までのパレード、平和コンサート&国際シンポジウム、分野別交流会など連日元気に行動しました。

 【5/1 マジソンスクエアで森さんらと初めてニューヨーク市民に署名をよびかけて】

  署名行動は、郡山の新婦人から借りた黄色のハッピを着て、森さん手書きのポスターを掲げながら、サインに応じてくれた方には持参した折り紙の「折鶴」をプレゼント。これは喜ばれました。森さんの通訳に随分助けられましたが、森さん自身も通訳人生の中で被爆国の自分の思いを初めてアメリカ国民へ伝えることができたと感激していました。

 5/2の国際行動デーのパレードは真夏のような暑さでしたが、1万人の参加者でマンハッタンをうめ尽くしました。   【5/2 国連本部前のハマーショルド広場に積み上げられた690万の署名】

パレードに先立ち、原水協の代表らが国連のカバクテュランNPT議長とドゥアルテ国連上級代表へ690万余の署名を提出。両氏は、「みなさんの署名をこの目でみたい」と国連会場からハマーショルド広場まで足を運ぶなど、異例の行動で応えてくれたそうです。

  【5/3 リバーサイド教会(キング牧師がベトナム反戦を演説したゆかりの場所)で開かれた国際シンポジウムで、挨拶に立った共産党の志位委員長、笠井亮、井上哲士国会議員】

 一方、志位委員長を代表とする共産党米訪問団は、2日のマンハッタンでのパレードにも参加し、デモの集結点のハマーショルド広場で私たちを出迎えてくれたほか、リバーサイド教会での国際シンポジウム会場にも現れて挨拶もするなど、NPT会議の成功のために精力的に行動する姿に、私たちも大いに励まされて帰ってきました。

  【5/2 ハマーショルド広場でパレード参加者を出迎えてくれた志位委員長らと握手】

 日本原水協は1200万の署名を目標にしています。国連でNPT再検討会議は、5月末まで開かれていますので、さらに国内での署名行動を続けます。ぜひ、ご協力をお願い致します。

後援会で花見ツアー

           

 25日は党後援会で花見ツアーでした。お天気は良かったのですが、猪苗代川桁の桜を見に行ったのに、残念ながら小さなつぼみでなんともさみしい。磐梯山には先日の雪が残っていました。

 湖南町福良のサニーランド湖南で、お弁当を食べ、食後は民話語り部の会のみなさんによる湖南に伝わる民話を聞ました。今回初めてでしたが、湖南町にはたくさんの民話があるようです。

 近くできょうから馬入新田の水芭蕉まつりをやっているというので帰り道に見学。湖南町でも桜は見られなかったので、帰りは長沼町を通り、三穂田町下守屋の千本桜ヘ。

 笹原川の千本桜はちょうど満開。文字通り千本もあると思われる長い長い桜並木がどこまでも続いて大変見事でした。