19日、共産党控室にめずらしい方が訪ねてきました。参議院議員の森まさ子議員(自民党)と加藤修一議員(公明党)、小熊慎司議員(みんなの党)の3人です。
参議院の超党派で「原発事故による被害から子どもたちを守る法案」を共同提案し、国会に提出したということで、記者会見をしたとのこと。法案の文書を持って挨拶にみえました。
本日は都合がつかず同席できませんでしたが、共産党も紙智子参院議員が共同提案者としてメンバーになっています。
この法案は、14日に参議院の自民、公明、みんな、共産、社民、新党日本、たちあがれの会派が、参議院議長へ共同で提出しました。
この法案は、18歳以下の子どもの医療費を知事から国の制度として実施を求めていたのに、「福島県の子どもだけ特別扱いはできない」として国は実施を見送ったことから、こうした法案の提案につながったようです。
ただし、18歳以下の医療費無料化を具体的に明記しているわけではないのです。また、原発放射能の影響は、福島県だけでなく他県の子どもたちも当然対象になるものです。
この補法案は、理念法に近いもので、財政的な裏づけを求めるのはこれからです。さらなる国への働きかけが今後必要になってくるようです。