兵庫県のボランティアと仮設住宅を訪問

 

 21日、党ボランティア派遣で兵庫県から党議員や県役員など6人もきてくれました。党中央から4月から郡山にボランティアの担当者がされることになり、郡山には兵庫県の方がきています。
昨年の震災発生後直後から南相馬やいわきなどには派遣されていますが、1年経過した今年4月からは、中通りの仮設住宅や民間借り上げがある福島や郡山などにもボランティアが派遣されることになったものです。

郡山では受け入れ担当のスタッフを決めて、すでに4月初めに第1回目の仮設住宅訪問を始めています。前回訪問時に農業をやりたいので畑を借りたいとの要望がでて、高橋市議が対応しています。

この日は2回目で、私もようやく時間が取れたので郡山市内や兵庫県のみなさんと一緒に、ビッグパレットそばの富岡町・川内村の仮設住宅を訪問しました。

 兵庫県からお米を頂いたので、袋に小分けにして届けると喜んでくれました。仮設での生活要望や病院・介護の問題、家族のようすなどをうかがいました。


仮設住宅は狭いので、若い夫婦は別の民間借り上げアパートなどに住み、高校生はサテライト校の寮に移ったりして家族がバラバラという世帯は多い。高齢者世帯がほとんどで、足が不自由で本当ならベッドを2つ置きたいけれど、狭いので脳梗塞で倒れた夫のベッド1つで我慢せざるをえないという方も。

また、買い物も歩いていけるスーパーが近くにないので、子どもたちや孫たちの車で一緒に出かけるしかないとのこと。仮設店舗があれば助かるといわれました。病院への通院や介護などについては、南東北病院がかかわっているようです。