母校の高校入学式、震災復旧工事を急いで!

 9日、私の母校郡山東高校へ来賓で出席しました。今年は午後からの入学式で、新1年生は320人です。

【校舎の柱は、地震によるひびが縦に走っています】

昨年の震災で南校舎が被災しましたが、郡山東高は耐震補強で対応するそうです。今年度中に工事完了の予定とのことです。

生徒たちは当初体育館での授業を余儀なくされ、昨年半ばからは校庭に設置された仮設校舎で授業を受けています。仮設は生徒たちが歩くだけでも建物が揺れるそうです。学校側からも、前倒しでの工事完成をと要望されました。

このような学習環境のことは新1年生代表の挨拶にもありましたが、仮校舎から1日も早く落ち着いた元の環境で学習や高校生活が送れるよう、私からも県に求めていきたいと思います。

 

三春滝桜は、4月20日前後が満開? / 小松祝正さん絵画展

9日は、気温も10度以上になり、春らしい晴れやかで暖かい日でした。                 まだ、三春の滝桜はつぼみもみえません。

                        【小沢の桜~田村市船引町】

田村市船引町文化センターで開かれている小松祝正さんの絵画展へ行ってきました。会期は、今月7日(土)~15日(日)まで(AM9:00~PM5:00m)開催中です。

小松さんは、田村市大越町にお住まいの方で、現在、日本芸術文化協会副会長、日本芸術家連盟副会長、太平洋美術会会員です。

 今年は2年ぶりとのことですが、小松さんは大震災・原発事故があったこの1年も精力的に描き続けていました。今回のテーマは『東日本大震災復興祈願』で、約80点を展示しています。

                      【波立海岸~いわき市久ノ浜】

原発で避難を余儀なくされている大熊町や浪江町など、浜通りの四季折々のなつかしい風景が多数展示されています。 小松さんにうかがったところ、これら故郷の風景をみて涙ぐんでいた方もいたそうです。

 

船引町へ行く途中に、三春滝桜のそばを通ってきました。先週も行きましたが、今年は寒い日がいつまでも続いているため、ほとんどつぼみもみえません。

三春は梅、桃、桜が一緒に咲くので「三春」というのですが、梅もまだほんの少しつぼみをもった程度です。 駐車場係りの方に伺ったところ、今年の見ごろは例年より遅く、4/17~24日頃かとのことでした。樹齢1000年以上の古木の枝垂れ桜です。私の地元中田町には、滝桜の子孫の枝垂れ桜がたくさんあって、いまや桜めぐり観光コースに入っています。

それにしても、昨年の今頃は大震災後でしたが、桜が咲いていたはずなのにほとんど記憶になく、今思い出しても風景には春らしい色がついていないのです。 原発事故が起きてそれどころではなく、水もガソリンもないので、ほとんど出かけられなかったせいなのでしょうか。