きょう夕方、安倍首相は、通常国会閉会後の記者会見で、「集団的自衛権の行使」容認をきめる方向をあらわにしました。現憲法9条に風穴をあけ、戦争する国づくりを強力におしすすめようとしています。しかし、23日に報道された共同通信社の世論調査でも明らかなように、集団的自衛権行使容認に過半数が「反対」をしているのです。
このきな臭い動きに、県民の間からも不安の声が広がっています。私の地元でも「集団的自衛権の行使をさせてはダメだ。共産党に頑張ってもらいたい」といわれました。また、「他国はクーデターで憲法が改悪されているね」というので、「これは安倍政権のクーデターといえますね」と応じました。今週の赤旗日曜版のトップ見出しも「憲法破壊のクーデター」です。翌日この方のところにおじゃまして日曜版をお勧めすると、快く購読してくれることになりました。
ところで、今県議会には、私たち共産党の紹介で集団的自衛権に反対する意見書を2本提出していますが、一方、自民党は自衛権行使容認を前提とした意見書を幹事長と政調会長名で提出。しかし、自民党の各議員に聞くと、提出していることすらわからない議員が多いのには驚きました。
そこできょうは、共産党県議団の女性県議たちで、自民党の女性県議や民主党派、未来ネット、公明党県議団などに自民党の意見書を通すべきでないと要請して回りました。
今週は、26日から各常任委員会の審議が始まり、この意見書は総務常任委員会に付託されます。委員会を傍聴して各政党の態度をよくみてほしいと思います。
今、私たち大人が、子どもたちの未来に平和を残すため、思想信条・立場の違いを超えて「戦争への道は絶対許さない!」と勇気をもって声を上げる時ではないでしょうか。私も頑張る決意です!