25日は、北海道道庁でエゾシカの駆除対策について担当部から調査。本県でも原発避難地域を中心に広がっているイノシシの駆除た最近では福島市内でもクマが出没するようになっています。北海道は、エゾシカの捕獲推進を進め、減少に転じるとことまで来ているそうです。
参考になると思ったのは、微生物発効による減量化処理の取組みでした。家畜糞尿にオガくずを混ぜ、そこに死亡シカを入れておくと60~70℃で発酵し、数週間から1ヶ月程度で骨だけになるという処理方法です。ときどき混ぜて発酵を促す必要がありますが、焼却するよりもいい方法です。
その処理方法は、簡単な家畜糞尿置き場の小屋から、死亡シカを入れる細長い箱に死亡シカを発酵液に入れ、回転する棒を手動で回すしかけ、また本格的な立派な屋内ハウスなどバリエーションがいろいろです。
もちろん、においや肉汁の処理、発酵菌を使用するかしないか、撹拌する場合に人の手間、施設や機械を導入する、しないなどの課題はあるようです。