20日、福島市で「TPP交渉参加反対・農業危機突破」JA新ふくしま決起集会が開かれ、私も来賓として参加。私と藤川県議、宮本、阿部県議候補、党福島市議団も同席しました。
代表理事専務が情勢報告し、農業分野はすでに「開国」になっている。自給率40%が13%まで低下することを指摘。TPP交渉参加は、絶対認められないと発言すると大きな拍手がわきました。
各団体からも意見表明があり、消費者団体の女性は「TPPはよくわかないが、工業製品と農産物は同じ貿易のレールに乗せないで、きちんと線を引いてほしい。消費者は安ければ助かるが、安全性が保障されない輸入農産物は心配」と発言。
また、ある方は、昨日の国会TPP問題での論戦(わが党の市田忠義参議院議員)をラジオで聞いていたと述べ、開国すればGDPはわずか0.5%しか伸びないことを引いてTPP反対を発言。
他に、県北農民連の大橋さんも農民の立場から力をこめて行ない、県労連の斉藤議長は、アジアからの労働の移動が促進され、労働者にとっても大変になると連帯の挨拶を行ないました。
来賓挨拶では、2人の国会議員がどちらも民主党。金子恵美参議員は、「ふるさとの農業を壊さないよう、できるところから頑張る」と言い訳のような挨拶で、TPP反対は一言も口にしませんでした。石原洋三郎衆議院議員は、TPPに反対すると表明しましたが、ぜひ、それを貫いてほしいものです。
県議からは、自民党の佐藤金正議員(農水委員長)が、声をはりあげながら「県議会でも反対の立場で意見書提出をしていく」などと表明。私たちも一緒に頑張ると彼と握手しました。