県立学校でブロック塀不適合が19校~商労文教委員会で現地調査

<県立福島工業高校>

<県立聴覚支援校>
7/2、私が所属する県議会商労文教委員会で、商工労働部審査終了後に、福島市内の県立福島工業高校と県立聴覚支援校の2校で、ブロック塀の現地調査をしました。外気温32~33℃の猛暑の中でした。
ブロック塀の高さは私の150cm足らずの背丈を超えており、福島工業高校のプールのそばはさらに高く、私も完全に犠牲者となる高さです。また、控え壁も間隔がかなり広い。

大阪北部の大地震で、小学生が学校のブロック塀倒壊で圧迫死した事故は、大変痛ましい事故でした。この事故を受けて、県教委は6/19~20にかけて目視や計測による緊急点検を実施。
6/22の発表によれば、県立高校81校と特別支援学校16校計97校のうち、ブロック塀があるのは56校です。このうち、ぐらつきや傾斜で早急に修繕等が必要と思われるのは6校ありました。

また、規定では高さが2.2m以下、壁の暑さは15cm(高さが2m以下は10cm以上、長さ3.4m以下ごとに控壁が設けられている(高さ1.2m以下は除く)とされていますが、規定に適合していない学校は19校もありました。

3日の教育庁審査では、緊急修繕を要するところは当然実施すると共に、今後は専門家による点検も行うと答弁。私は、ブロック塀を含めてそもそも老朽化している校舎の修繕などの予算が不足しているのではないかと指摘。施設担当課長は、各校からの修繕要望に応えるにはあと10倍必要と答弁しました。年間6億円ではあまりにも足りない。県教育予算の拡充が必要です。

投稿者:

e-kamiyama

 現在6期目です。子どもや女性、お年寄りにあたたかい政治を!平和・いのち・暮らしを守ります!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください