8日、地震・原発事故災害によって、市内外の被災者と浜通りからの避難者の両方を抱えるハローワーク郡山での求人や求職状況、労働相談の状況などをお聞きするため、私、高橋市議と、岩崎市議の3人でハローワーク郡山を訪問しました。
所長、次長さんら3人に応対していただきました。求人状況は、リーマンショックからようやくわずかに上向きつつあったのに、今度の震災と原発事故でさらに厳しくなった。
例年だと4月~5月は年度代わりなので比較的求人が多い月のはずが、今年はそうならず、あらゆる職種に風評被害の影響がでてきて、会社存続の先行きの見通しが持てず、それが雇用においても確約できない状態になっていること。
避難している人は、原発事故の収束について先行きがみえないので、これからどこを居住地にすべきか、仕事はどこでさがすべきなのかを決められないでいる人が多い。他県との大きな違いは原発事故があること。
市内でも目立った倒産や解雇問題までにはなっていないが、雇用されている労働者は仕事がないため自宅待機にさせられているとか、就職の先延ばしもあるとのこと。