19日、県立医大の建築工事にからみ、派遣されていた県職員が収賄容疑で逮捕された事件で、全容解明と事件の第三者も入れた徹底究明と再発防止を県へ申し入れました。
本県は、前佐藤栄佐久の実弟がからむ県発注工事の談合事件で、公共事業の入札制度を大きく改革してきましたが、公立法人化した医大の入札は、こうした体制が不十分だったようです。本当にがっかりします。
私たちは法人化することには反対でした。行革だ、アウトソーシングだとして県の直営でなくなることは、こうした不備の体制になってしまうことを物語っているのではないでしょうか。
折しも、今後10年間の医大の中期目標を策定中で、県議会でも検委員会を設置して審議し、私も意見を述べてきました。その最後の意見をまとめ終わったばかりでこの事件が発覚。私も一言、苦言をのべておきました。