23日、母校の宮城小学校の卒業式に参列しました。今年の卒業生はわずか5人です。他の学年は10数人ずついるのに、この学年はとても少ない年だったのでしょう。
でも最上級生らしく、みなしっかりした態度で校長先生から1人ずつ卒業証書を受けとったあと、将来の夢や今後の抱負、家族への感謝など、それぞれの個性を感じさせる卒業するにあたっての挨拶を述べました。
『将来絵かきになりたい』としっかりと将来の夢をもっている子どももいれば、『お母さん、僕を生んでくれてありがとう!』と述べた子もいて、この1年、震災や原発事故を受け、家族の絆や命の大切さ、これからの社会をみすえて生きていく子どもたちの今の思いが伝わってきました。在校生との別れの言葉の交歓、澄んだ歌声が体育館いっぱいに響きました。