28日、商労文教委員会が召集され、県教委の「ふくしまっ子体験活動支援事業」が一部拡充されることになりました。
この事業は、放射能から子どもたちを少しでも低減させようと、県内の線量の低い地域へ宿泊するなどの活動へ県が助成するものです。昨年7月から実施していますが、学校やPTAなどが主催するものであれば活用できます。
今年度は、宿泊を伴う夏休みと冬休みの体験活動に限定しています。当初予算で1人当たり5000円を上限に宿泊費用を助成しますが、これに加えて、4月から高速道路の有料化にともなう交通費負担を軽減するため、1人当たり2000円を上乗せし、計7000円を上限に補助しようとするものことをきょうの委員会で明らかにしました。
2月予算の審議でもこの事業の拡充を求める質問が多くあったこと、教育長も交代したこともあっての今回の見直しのようです。見直したことは評価できますが、予算の増額について質問すると、夏休みの利用状況をみてから冬休みの分の増額補正を考えているとの回答でした。
18歳以下の県内の子どもの避難は、今年4/1時点で県外・県内とも合わせて約3万人となっています。除染もすすまない中で、長期休業中だけと制限せず、週末も利用できるようにするなど、今後も柔軟な見直しが求められます。
以前の時わ、いろいろと、旅行会社などを通してと 難しい面が有り 利用しませんでしたが 今回も 同様に、いろいろ条件があるのですか?
今年度は、小・中学校の学校行事で行なう宿泊を伴うものと、もう1つは、公民館や子ども会、PTAなどの団体が行なう1歳以上の幼児から小・中学生が対象で日帰り・宿泊の伴うものです。
遠藤さんお問い合わせの方は、おそらく後段の方だと思いますが、団体から旅行会社へ申し込むことになるのは、昨年度と同じのようです。なお、詳しくは、県教育庁社会福祉課(024-522-3090)へお確かめお願いします。