9/4、NHKテレビの夕方のニュースで郡山の桑野協立病院が内部被曝検査装置を導入したことが放映されました。
この器械は、アメリカ製で約2000万円とのこと。ホールボディカウンターではなく、簡易に体内の放射線量を測れるというもので、空港にあるゲート型の検査機器と同じで、3秒程度立っていれば検査できるものです。
これまで難しいとされてきた子どもも検査できるようになりますが、きちんと詳しい検査が必要な方は郡山市などが設置したホールボディカウンターで検査することを勧めているとのこと。
坪井正夫院長は、昨年11月福大の清水教授らのチェルノブイリ調査団の一員として参加。医師としては、坪井院長1人だけです。坪井院長は、帰国後の報告会で、郡山で避難せずに住み続けることを決意し、病院内に「くわの核害研究所」を立ち上げました。
そして、まず食費食品分析器を導入し、この度ようやく簡便な方法で検査できる方法としてこの検査装置を導入したものです。このゲート型のタイプは全国初とのこと。低線量被曝を受け続けている組合員はじめ市民への測定を徹底してやっていくことにした、その決意があらためて伝わってきました。