今年も恒例の中田町ふるさと祭りが開催されました。昨日午後に雨が振りましたが、なんとか雨も上がり、各町内会ごとの物産展が並び大賑わいでした。
私も地元の長芋、里芋、ブリッコリーなどの生鮮野菜やりんご、大根とゆずの甘酢あえ、梅干、手づくりこんにゃくなどたくさん買い求め、地元のそば粉を使ったおそばを頂いてお腹も満腹。
実りの秋を満喫しましたが、線量が低いとはいえやっぱり放射能は気になります。これが、原発事故前とは違う日常生活です。
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きょうは、大震災・原発事故からちょうど1年8ヶ月。しかし、今も避難者は16万人もおり、除染も賠償も健康支援もなかなか進んでいません。
避難指定を一部解除されたものの、双葉地方の市町村は、インフラ整備がほとんど進まず、帰還どころか5年間は帰れないとしています。
国と東電は原発を「人災」と認め、全ての責任をすべきです。きょう11・11は全国で原発即時ゼロを求める集会・デモがいっせいに開催され、郡山でも駅前広場に約250人が参加。
また、地元紙の民報、民友新聞と全国紙に原発即時ゼロを求める「意見広告」が掲載されました。
さて、午後は、郡山駅前広場で「全国なくせ!! 11・11全国いっせい行動in郡山」の集会へ。バザーも開催。集会・デモ後進には約300人が参加しました。
中田町って凄いですね。9月の子供歌舞伎、市民文化祭、ふるさと祭、獅子舞神楽、しだれ桜に数々の特産品。あまり大きくない町(失礼ですかな)なのに自然を大切にし、一年中、町民の文化活動が活発に、しかもその中で「原発」という大問題を抱え闘っている。一度中田町をゆっくり歩いてみたい、そんな気になります。
あらゆる活動を通し、原発ゼロをめざしましょう。
郡山市の東部地区の阿武隈山系にある中田町は、人口6,000人足らずの農村の町ですが、伝統文化を復活させて、みんなで盛り上げようと頑張っています。