いよいよ明日30日で6月県議会が閉会となります。22日締め切りで提出されていた請願や意見書についての議会の方向性が決まりました。正式には明日の本会議で決定します。
今回私たち共産党が紹介議員になったのは意見書4件と請願1件です。そのうち新婦人から提出された子宮頸がん予防ワクチンへの公費助成を求める意見書は、他会派からも同様の意見書が出る動きもあって、自民党から全会派の共同提案でどうかとの打診もありました。もちろん賛成ですので、この共同の意見書は採択し、新婦人からの意見書も趣旨採択されます。
昨年9月県議会で全会一致採択し、国へ提出された細菌性髄膜炎ヒブワクチンの公費助成を求める意見書と同様の形となりました。
しかし、これ以外の消費税増税反対(消費税なくす会)と生活保護の老齢加算を求める(生健会)、備蓄米の買い入れと米価の回復・安定を求める(農民連)の意見書はすべて継続扱いになります。
さらに、脱原発ネットから提出された長期保存もMOX燃料を使い、使用済みMOX燃料も貯蔵されかねないプルサーマルは進めるべきではないとする請願については、自民党、公明党、民主党が不採択に。
きょうの企画環境常任委員会では、請願に対し採決すべきとの提案が自民党からあり、賛成と反対が4:4となっため委員長も加わり採決となり、その結果、共産党の私と社民党の古川県議の2人だけの賛成で、この請願は不採択とされました。
しかし、県は独自の検証作業の最中であり、まだ結論も出してしない段階で自民党などのゴリ押しで議会側がこうした判断を出すこと自体異常です。明日の最終本会議では、藤川県議が議案3件に反対する共に、この請願を採択すべきと討論に立ちます。