12日、7月から8月にかけての県内豪雨災害について、この間の現地調査をふまえ県への緊急申し入れを県議団、安達地方議員団とともに行ない、生活環境部長が受け取りました。
きょうの申し入れでは、まず激甚災害の指定を国へ求めること。そして、被災者支援の立場から個人宅であっても自力では撤去できない大量の土砂やがれきの撤去を公的に支援すること。河川、生活道路、橋、農地などの復旧を急ぐこと、など12項目です。
二本松の菅野市議は、農地の復旧は、農地だけでなく、山の法面が崩れ大量の土砂が流入していることから、農地と山の一体的な対策が必要と強調。
また、河川改修は長期になるかもしれないが、溜まっている土砂を除去するだけでも効果があると指摘し、対策を要望しました。
それぞれの議員からも、被害状況やその対策について、地元自治体からの要望なども含めて部長に伝えました。
生活環境部長は、かつない豪雨災害だった。激甚災害の指定について、国は明言していないが求めていくと述べました。
「動かない行政」
議員団の要請活動に大感謝。
だが、行政は尻を叩かれて動く、いや、叩かれても動かない行政なのか。
行政は執行機関であり、実行力を備えているのだから、先頭に立って実行すべきではないか。
議員より巨大組織と専門職員がおり、真っ先に調査し、対策が立てられているはず。
もっと広報もすばやく行うべきだ。要請に対してはそれはすべて処理してあります、と答えるのが普通だ。
それが、まるででくの坊としか映らない。その辺はどうなのか、はっきりしてもらいたい。
ちなみに、「検討します」とは、やらないと同義語が官庁用語だ。
議員は議員の役割がありますし、行政も速やかな対応をしてほしいですね。しかも、現実に困っている被災者の立場でまず柔軟に対応をです!
8月15日に喜多方市などが激甚災害法による閣議決定がなされた、と民友新聞に報道されましたが、二本松市や大玉村は含まれているのか不明です。亀岡内閣府政務官が視察団長団長として調査されたとの報道でした。
17日付け福島民友で、国から9割補助される激甚災害指定で本県は19市町村が対照になることがわかったと報道がありました。
19市町村の中でには、安達地方の二本松市、本宮市、大玉村が指定され、郡山市、須賀川市や県南地方、喜多方市をはじめ会津地方、いわき市も対象です。
全地域19市町村が激甚災害地に指定されたとのこと、感激とともに感謝のお礼を申し上げます。神山県議様はじめ関係のみなさまのご努力に厚くお礼申し上げます。二本松市や大玉村をはじめなつかしい平田村、北塩原村と広範囲にわたり指定されたことはたいへんうれしいことです。今後指定のくわしい状況が追々わかるのをたのしみにしています。
そのひとつ平田村は従軍前後過ごした村なので思い出もたくさんあります。仙境のすばらしいところでした。北塩原村にも思い出いっぱいです。一日も速やかに復旧されることを望んでいます。この本記にも述べられ有難うございます。
なおこちらは民友新聞は1日位遅れの配達なので17日付けは未到着です。
19市町村を激甚災害に指定されたという民友新聞の記事は見当たりませんでした。
8・17,18両日の民友新聞をきょう(19日)郵送されたので見ましたが、災害記事
は一字も見当たりませんでした、大丈夫かなと案じています。
8.16日記事には、前記の「喜多方市などが閣議決定」とあっただけでした。
全国新聞には、それらも報道されていない。政府や自治体の広報がもっと積極的であって欲しい。
まず、19市町村の指定についての記事に関してですが、16日福島民報が1面に、17日福島民友が4面に掲載しています。
なお、県災害対策課からこの経過を含めて説明を求めました。8/15に内閣府が記者発表した資料によれば、激甚災害の指定でも2種類あり、山形、島根、山口県は(局激)という指定で比較的大きな被害での指定です。
福島県は(本激)の指定の方です。ただし、市町村の具体的な激甚災害指定となるのは、書類を国に提出し確定した年度末とのこと。今回の19市町村名は、新聞社が国に取材して報道したものではないか、とのことです。
以上、よろしくお願い致します。
お忙しいなかお手数をおかけいたしました。有難うございます。災害復旧が速やかに行われるよう期待しています。
ひとこと付け加えます。平田村(旧蓬田村・永田村)は非情に純朴な村で、大変お世話になった所で思い入れが深い。
よろしくおねがいいたします。また、永年民友新聞を愛読しており、8月17日に拙稿が載り、喜びが倍加しました。