安倍首相、福島第一原発汚染水の現地を視察~5、6号機廃炉を東電へ指示/佐藤雄平知事「第二原発の廃炉」を国に求めていくと表明

神山ファイル 010 19日、安倍首相が福島第一原発の汚染水漏れの現場を視察しました。そして、「東電に、5号機、6号機の廃炉を指示した」ことを明らかにしました。東電は、12月末まで待ってほしいと答えたとのこと。福島県は、これまでも”オール福島”で国に「県内10基廃炉」を求めてきましたが、「5、6号機の廃炉」を明言したのは今回が初めてです。

神山ファイル 011

 5、6号機を廃炉にすると言ったのは、誰がみてもタンクが立ち並び敷地が満杯になると思ったからでしょうか。海外の記者者も同行したそうですから。しかしその一方で、またも「0.3k㎡の港湾内の汚染水はコントロールされている」と述べたのです。首相は現場のどこをみて断言したのか、さっぱり理解できません。

 また、きょうの発言で第一原発は全て廃炉となりますが、第二原発の4基はどうするのか何もふれていません。当然、第二原発の4基もすべて廃炉を明言すべきです。もちろん、汚染水対策を最優先するのはいうまでもありません。

 

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e-kamiyama

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「安倍首相、福島第一原発汚染水の現地を視察~5、6号機廃炉を東電へ指示/佐藤雄平知事「第二原発の廃炉」を国に求めていくと表明」への3件のフィードバック

  1. これは、アベの虚言妄想でしょう。アベは国民のことをまったく考えていない、ことの証左です。
    これほどダマされても、まだ国民は目を覚まさない、ことの方が重大事です。
    双葉町長が怒ったのは当然ですが、まだアベ妄想を信じている、速やかに脱却しないとバカを見るこのは明らかです。
    県内各現首長が次々落選するのは当人の不徳ではなく、アベ政府を過信しているからなのです。いわき、郡山の現職
    市長が落選した理由をしっかと見究めないからです。繰り返します、アベは国民が眼中にない。今回のふくしま視察は人気取りのパフォーマンス以外のなにものでもない。五輪てこに消費税増税、国民を犠牲に一直線です。
    一体、首相にどれだけの権限があるのか?東電に廃炉要請の権限はない。首相の権限など極言すれば、閣僚の任免くらいしかない。それも天皇(国民)の認証を経たものを形式的に任免するだけです。大臣も首相も国務大臣であり身分は対等なのです。大臣病患者が首相にアタマがあがらぬだけ。大臣がオールマイテイ、最高権力者です。
    東電に指示できるのは経済産業大臣です。アベはでしゃばりです。大臣が拒否すれば、倒閣になる。ゴマスリ大臣だから拒否もできなければ、カンタンに罷免されてしまう。罷免されない実力大臣となれ!

  2. つづき)
    大臣になるとき、オレのいうことを聞くなら大臣を引き受けてヤル、といえばよい。大臣の上には「閣議」しかない。
    閣僚一人でも反対すれば、閣内不一致で内閣は総辞職しなければならない。かつて、軍部が大臣を供出しなかったり、引き揚げれば内閣は瓦解した。民主制内閣なら大臣はなおさら強い。大臣の上には閣議(合議制官庁)がある。首相は閣議を主催するだけ。、大臣に指示などできる地位にはない。各大臣も首相も身分はおなじ国務大臣である。国務大臣は主権者国民が認めた認証官、総理大臣は天皇が任命した国の代表たる職務にすぎない。議院内閣制の首相は大統領のような独裁権限はない。地方の首長は住民により選出された棟梁(プレジデント)である。議員内閣制はパーラメンタリー、システム。アベは独裁気取りでなんでもかんでも独断専行しているが不法だ。弱腰大臣の足元を見くびる。頼まれたらやってやるがオレのいうことを聞くか、とダメ押しして入閣するのが正常。ゴマスリ大臣では職務を完遂できない。もっと大志と誇りをもって就任せよ。首相にナメられるな、が国民の代表、大臣だ。

  3. 突然、福島の原発視察を行った安倍、自ら墓穴を掘り、逆効果。

    安倍の無意味なパフォーマンスに福島原発の収束など夢のまた夢。

    たった2時間半で何が分かるか。五輪IOC総会で国際公約した「コントロール」発言のアリバイ作りは、見事に空振りに終わった。赤ヘルに全面マスク、オバケ服姿の重装備に世界のアスリートも日本が怖いと思うかもしれない。その結果、IOC総会での安倍の「ウソ」発言が五輪中止に追い込みかねない。
    しかも、5号機、6号機の廃炉を求める無知無能。両機は震災のダメージも少なく原子炉は冷温停止で安定している、今すぐ作業開始の必要は全くないから、パフォーマンスだ(科学ジャーナリスト)。それより急がれることは、1~4号機だ。首相のピンボケ発言に現場はさらに大混乱だ。その上首相や議員が視察するたび作業中断されるから、もし事故があれば大変なことになる。視察する人は(安全に)セットされた現場しか見ていないから詳しい状況はわからない、という。国際的「ウソ」の尻拭いも徒労に終わった。これは安倍流の氷山の一角であることを肝に銘じよう。

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