19日、7月の参院選挙まであと2ヶ月をきりました。きょうは、郡山市内で福島選挙区予定候補のいわぶち友さんと街頭宣伝とつどいで行動を共にしました。なかなか反応もよく、手を振って応えてくれる方がどこでもありました。
18日は、郡山市内で後援会のみなさんと街頭宣伝をしました。きょうは、さわやかな五月晴れ。まさに宣伝日よりでした。
安倍政権の経済政策、アベノミクスでは国民の暮らしはよくならず、その上、消費税増税と社会保障との一体改悪までしようとしています。
さらに、原発問題については、再稼動と海外輸出までしようとしています。これは本県の原発事故をまったく教訓にしていないことは明らかです。
ちょうど、この時大きな地震があり、立っていた地面や電信柱が大きく揺れてびっくり。震源地は福島県沖で、郡山は震度3とのことでした。
一方、安倍政権は憲法9条の第2項を変え再び戦争する国にしようと、そのための改憲手続きの憲法96条の改定を参院選の争点にまですると公言しています。これは国民への挑戦ではないでしょうか。こんなことを決して許してはなりません。
ぜひ、安倍政権の暴走と対決する共産党の議席を国会でも大きく伸ばしてほしいと思います。
それにしても、日本維新の会の大阪の橋下市長が、従軍慰安婦は軍隊に必要なものだったとの暴言には怒りでいっぱいです。
これまでの数々の暴言にもあきれますが、今度の暴言は許しがたいもので、こんな女性蔑視と人間の尊厳を踏みにじる暴言は政治家としての資格が問われます。安倍政権の改憲の動きなど危険な策動に呼応したものです。7月の参院選挙では、国民の厳しいノーの審判を!
16日、郡山市内にある富岡町の「絆ステーション」へ兵庫の青年ボランティアから預かった避難者へのカンパをお届けしましたそのうちの1人、みきちゃんという青年が、「今度福島にボランティアに行く」というと、知り合いの喫茶店でカンパ箱をおいて集めてくれたものだそうです。小林さんたちスタッフへ届けました。大変感謝されました。兵庫のみなさんありがとうございます。
今年の5月の連休も、昨年に引き続き震災・原発被災地ボランティアとして全国から青年たちが大勢福島県入りしました。そのうち郡山には、兵庫県の青年たちが来てくれ、仮設住宅での聞き取りと富岡町へのフィールドワークに参加。それぞれ、たくさん感じるところを得て帰ったようです。
13~15日、県議会の復興関係の特別委員会の県外視察で新潟県と群馬県へ行ってきました。この特別委員会には宮川県議と2人で所属しています。
新潟市では、イネを原料としたJAのバイオエタノール製造所を視察。世界には食料不足の地域があるのというのに、おいしい米どころの新潟産米を食用ではなく、車のガソリンの代替品としてバイオ燃料にするとは人道上も許されることでしょうか。JA職員も本音では疑問を感じているようで、減反の田んぼを荒らさないための1つの手法として、と言っていました。
自民党政権は、補助金を出してまで減反をすすめ、その一方でアメリカからMA米を輸入し、さらに今度はTPP参加で日本の市場を完全にアメリカに開放しようとしています。安倍自公政権の政治は、亡国の道です。
新潟県庁では、福島県から約5000人余の避難者を受け入れていただいている避難者担当課から聞き取りをしました。原発事故による長期にわたる避難は、避難者にとっても、受け入れ自治体も先が見通せないという不安や困難さがある。これまでの法律の枠では対応しきれない問題が多いことから、国の対応が求められるとも。
また、新潟県は、新潟中越地震で全村被害を受けた山古志村へ、国や県の補助金を組み合わせ、高齢世帯が多いことに配慮し1000万円程度の安い木造戸建ての災害住宅を提供しました。本県にも大いに参考にすべきです。
群馬県渋川市にある群馬県森林組合連合会は、地球温暖化対策として林業振興に取り組んでいます。これまで山に放置されてきた間抜材の活用を含め、30cmの角材に統一して山で切り出す技術指導を行ない、ABCランクに分別してランクに応じて全量定額で買い取るしくみをつくったのです。目からウロコでした.
もちろん、国や県のさまざまな補助金メニューを使いながらです。担当者は「出口対策」、県産木材が流通するしくみを国や県が示すことだと強調していましたが、そのとおりです。
9~11日まで、都議選の告示まで1ヶ月後にせまった都議選支援に入りました。都議選は6/14告示、6/23投票で戦われ、7月には参議院選挙と続きます。都議選はその前哨戦です。
【9日、高円寺駅前で吉田都議団長、阿部県議と共に街頭宣伝】
私は阿部県議とともに、吉田信夫都議団長の地元杉並区で駅頭宣伝や、つどいなどで福島原発事故の現状などを訴えさせていただきました。安倍首相が96条改定を参院選の争点にすると表明したばかり。それへの危機感もあるのでしょう、街頭宣伝でも沿道からも反応がよく、手をふって応じてくれます。
【12日は雨。山田区議、吉田都議団長、私~吉田団長の地元下井草で】
ところで、吉田都議団長は、新潟柏崎出身で、実家は刈羽原発から3kmしか離れていないそうです。一方、大学で油絵を学んだ腕前の持ち主で、杉並区や阿佐ヶ谷の90年代半ばのなつかしい街並みや民家を水彩画でスケッチし、画集を出版しています。
今は忙しいためそれがかなわず、身近な題材の和菓子、花、野菜、果物などを描き、ちょうど支持者の素敵な喫茶店で個展を開催中でした。夜のつどいの前に、おいしいピラフをいただきながら絵画鑑賞。なんとも幸せなひとときでした。
【これは泉屋東京店のクッキーですが、私が最初に勤めた会社です】
夜のつどいでは、福島の原発から2年すぎた現状をお話させていただきました。約40人が参加していただき、みなさん大きな関心をよせていただき、質問などにも答えながらみなさんと交流。出口で福島への募金をよびかけていただいて、その後の募金と合わせて全部で18万円近い募金が寄せられ、地区委員長からお預かりしました。
共産党都議団は、石原前知事、そして猪瀬現知事とわたりあい、足りない認可保育所の増設や特養ホーム建設、その財源は1m1億円もかける外環道路のムダづかいを厳しく追及し、それを中止し数%の予算で実現できると論戦し、都民の命とくらしとを守るために大奮闘しています。大きなご支援で共産党の都議団の議席を大きくのばしてほしいと思います。
8日、党本部で開かれた第7回中央委員会総会は、参院選と都議選を目前に開かれました。安倍政権は、アベノミクスでの支持率があがっていることを背景に憲法9条改悪をねらい、96条の改定を参院選の争点にするとまで公言しはじめています。
第96条の改憲の手続きに必要な3分の2の賛成を、2分の1にまで改憲手続きのハードルを引き下げるというのです。しかし、NHK夜9時台のニュースでも改憲論者の小林節教授を登場させましたが、「時の政府が簡単に変えられないようにハードルを設けているのにそれを下げたら、他の法案と同じになってしまう。憲法は、他の全ての法律の上にあるもの。
改憲したいというのであれば、政府はこの3分の2の賛成という高いハードルを越える努力をしなければならない。それをしないで安易にハードルを下げるべきでない」と明快です。わが党と同じ主張です。
さらに、安倍政権は、アベノミクス経済対策、原発再稼動、TPP交渉参加、消費税増税と社会保障改悪へと暴走し始めていますが、そのハナから国民の支持を失っている。それは、「財界とアメリカいいなり」という腐った土台の上に立っているからだとズバリ指摘。
翌日の朝日新聞は、この会議のようすを「自共対決鮮明に」と報じました。
きょう、5/3は、1947年の施行から66年目の憲法記念日です。安倍晋三政権が、今年7月の参院選挙で憲法改定を争点にすることを公然と表明するなかで、きょうの憲法記念日を迎えました。
憲法を考える郡山市民のつどいで、福島大学名誉教授の真木實彦さんによる「安倍政権でどうなる日本の未来」~アベノミクス、憲法、そして世界からの目~のテーマで約1時間半にわたる講演会が開催されました。
安倍政権は、自衛隊を国防軍に変えるため、憲法9条の改定をにらんで、まず第96条の改定を行なうことを参院選の争点にするとしています。96条の改定は、国会で3分の2以上の賛成が必要ですが、他の法律なみに2分の1にまで引き下げようとするものです。
福島県9条の会の事務局長でもある真木さんは、県内でも学習会を多くもち、憲法96条先行「改正」に反対するアピール」署名にとりくむことも明らかにしました。
さて、安倍政権の経済政策は、アベノミクスの3本の矢で大規模公共事業の拡大で財政赤字も増え、雇用も壊されることを解明。また、安倍政権が日銀の自立性をなくし政府が介入して金融緩和策をすすめることは、かつて失敗したやり方だとドイツから根源的な問題を指摘されていると海外からの目を紹介。
さらに、自民党の改憲案にあるように、戦後レジームからの脱却の総仕上げ=「憲法体制の解体」と位置づけていること。現憲法の「国民が主人公」を「国家が主人公」に、いいかえれば「国民をしばる憲法」に変えるものだと強調。
憲法をくらしに生かすこと、そして二度と戦争する国にしてはいけません。96条の改定と9条改定は一体のものです。改憲を何としても阻止するため、今度の参院選挙は大変重要な国政選挙です。