県道小野郡山線の石切坂バイパスや                                                      凍結防止の自動散布装置の設置などを県へ要望

 11日、地元中田町の県道整備について、地元のみなさんと県中建設事務所と交渉し3点について要望しました。

 現在、石切坂バイパス工事がようやく本格的に始まっていますが、進捗率は60%とのこと。この坂は、日影と急勾配の坂道で、冬季間は交通の難所です。私が最初に立候補した1991年のときにこの坂道の改修を公約に掲げてから、早や20年になろうとしています。

 もちろん、それ以前から要望されていたわけですが、実際に着工したのは2000年度。あれからすでに10年もたっているのに、なかなか工事がすすまず今日に至っていました。事情はあっても、あまりにも時間がかりすぎです。完成まで、あと数年かかりそうです。

 一方、同じ県の道路でも、空港を通るあぶくま高原道路(トラハイ)は、1,300億円もの多額の税金を投入して今年度中に全線開通します。生活道路こそ優先すべきとずっと主張してきたのは私たち共産党でした。

 ところで、もう1つの凍結防止の自動散布装置の設置は、他の2つの坂道にも必要ですが、県単事業の予算も少なくてとこれも渋い回答です。でも一基わずか400万円程度。これで冬場の凍結した坂道を命を縮めるような危険な思いをして運転せずにすむのであれば、どんなに安心できることでしょうか。

 地元在住のみなさんからも強く要望し、私も「年次計画でやればできるはずではないか」と指摘しました。生活する側にとっては、お金がないではすまされない問題です。