11月県議会に向け、知事へ要望

          【要望書を受け取る佐藤雄平知事(中央)と村田総務部長(左)】

 佐藤雄平知事の2期目がスタートしました。きょう15日は、11月県議会が29日開会します(12月14日までの予定)が、この県議会に向けて「知事申し入れ」を行ないました。

 すでに先週の政調会で、各部局から主な議案について説明を受けていますが、あす16日に補正予算案が発表されます。

                

                        【党県議団の要望内容を説明する私】

 共産党県議団の2つの要望書を知事へ直接知手渡し、要望内容を伝えました。1つは当面の11月県議会に向けた要望書、もう1つは来年度予算編成について第一次分です。

 要望内容は、県知事選で私たちが訴えた、大型開発の無駄づかいを中止し、住宅リフォームや子どもの医療費を中3までの無料化、米価下落へ県として1俵千円の下支えを求めました。

 これに加え、今菅内閣がすすめようとして大問題になっているTPPに反対し、県内の農業や関連業を守るため国に働きかけるよう求めました。

 知事は、「要望に応えるにはお金があれば・・・」というので、本県の財政力は全国25番目であり、お金がない県ではない。

 大型開発である東港建設を中止することはもちろん、内需拡大型の住宅リフォーム事業や環境産業などを支援することが大事。これらは大きな予算をかけなくても、導入部分に少し県が支援するだけで大きな経済波及効果が出る。

 こうやって仕事と雇用を増やせば税収増にもつながることを強調。知事の2期目でこうした要望をどう具体化していくのかを、県民は大変注目していると伝えました。