6月定例県議会は、明日7/2で最終日を迎えます。議案に対する採決態度は、きょうの常任委員会で決定しましたが、今回は特に自民党が提出した憲法9条を改定する「集団的自衛権の行使容認」の意見書に対し、私たちは今議会中各会派や各県議に何度も採択しないよう働きかけてきました。
民主党会派は、態度がはっきりしませんでしたがようやく「反対」することで一致。この意見書が付託された県議会の総務常任委員会では、9人の委員のうち賛成したのは自民党の5人だけで、共産党と民主党が反対、未来ネット1人は退席しました。明日閉会日の本会議では、自民党が多数で採択に持ち込もうとしていますが、公明党会派は県民からも電話が寄せられ大変悩ましいと率直に述べつつも、現状では退席するしかないと言っています。
しかし、全国の議会をみても慎重対応を求める意見書の採択はあっても、行使容認を明確に打ち出した意見書提出は福島県議会ぐらいではないでしょうか。県内の若者に血を流せ、と迫るものとなるものであり絶対に認められません。また、歴史ある福島県政史上にも重大な汚点を残すことになるのは必至です。
ぜひ、容認する意見書を採択せず再考を求める要請のFAX等を、地元の各政党や各県議に送付を! なお、県庁内自民党会派は、TEL024-521-7615、FAX024-521-8841です。