東電の第三者検証委員会の「メルトダウン隠蔽」に関する検証結果は疑問/東電に抗議文、県に独自の検証組織設置を申し入れ

17日、東電が、新潟県の技術検討委員会に提出した、福島第1原発の炉心溶融・メルトダウンの公表時期の問題。2ヶ月後ではなく3日後だったと発表していたことに関して東電の第三者検証委員会が昨日結果を発表しました。写真はNHKニュースからです。

13442164_607657879409552_5005154818547697822_n[1]13393956_607657909409549_7717380289889493246_n[1]13432214_607657936076213_4482053349093749358_n[1]それによると、当時の清水社長が、「炉心溶融」の言葉を使わないようにと指示し、記者会見中の武藤副社長にそれをメモで伝えていたこと。また、それは官邸側からの指示があったかのように発表しましたが、官邸側には聞き取りもしていないというズサンさです。

そもそも、この第三者委員会は、東電が選んだメンバーで、いわば内部調査にすぎません。私たち県議団も東電に抗議文を手渡し、県も独自の検証をする組織を設置するよう申し入れました。