母校の高校卒業式

 3/1は、県立高校の卒業式です。県議会も休会で、県議もそれぞれの卒業式に出席します。

 私は、母校の郡山東高校の卒業式に出ました。生徒の送辞も答辞も感動的で、つい、もらい泣きしてしまいました。

 郡山東も男女共学になってからすでに10年になるでしょうか。その前は、女子高校でした。男女共学になった際に、校歌も変わりました。新しい校歌は、有名な谷川俊太郎さん作詞、作曲は藤原義久さんです。

 長男が学んだ県立の情報専門校の校歌も実は谷川俊太郎さんの作詞でした。創立間もない高校だったこともあって、制定されたのがちょうど長男が在籍中でした。

 郡山東よりも早く谷川氏の作詞を聞いていたわけですが、谷川氏の作詞には、「宇宙」とう広がりが感じられるとても斬新で新しい時代を感じさせてくれるものでした。

 母校の校歌にも「心の宇宙無限大・・・」と宇宙の言葉が入っています。未来への希望、若者への深い愛情が感じられて、私もいつのまにか口ずさんでいる、とても素敵な校歌です。

3ワクチンを無料で接種できるように県の支援を                          新婦人県本部が県へ要望

 23日、きょうは県議会の議案調査のための休会日で、一般質問の原稿づくりの真っ最中です。

 きょう午前中は、新婦人県本部のみなさんが、県に「3ワクチン接種の無料化」を求めて要望し、3人の県議団も同席しました。県からは、保健福祉部の菅野健康増進課長と後藤感染・看護室長が応対しました。

 お子さん連れで参加した新婦人のみなさんは、これまでも実施を求めて国や県などにずっと要望してきました。県議会にも国への意見書提出を求める請願も提出されていました。

 ようやく、昨年秋の臨時国会で国が3ワクチンの接種に費用の9割分を公費で補助することが実現。県にはその分が基金に積み立てられることになりました。

 ただし、本県は基金として預かるだけです。ところが、秋田県では無料化する市町村に対し県が補助するしくみをつくって支援するのです。山形県は国の2分の1の残りを市町村と4分の1ずつ負担します。

 新婦人のみなさんのいうように、県が残りの1割分を負担して無料で接種できるようにすべきです。子育て世帯の家計は非常に大変になっているのですから。

 

青年のみなさんとティーパーティー

 【赤旗日曜版で全国に紹介された、子どもの医療費が中3まで無料が県内8割近くに】

 19日午後は、青年のみなさんによるティーパーティーに呼んでいただきました。おいしいケーキを頂きながら橋本のりゆき市議ともに、県政・市政報告をしました。

 青年のみなさんからは、アンケートに対する回答と「my訴え」などもあって、雇用や政冶への思いなど1人ずつ聞かせていただきました。

 共通しているのは仕事がないこと、働かせ方がおかしいことでした。県内は雇用状況が全国ワースト3位とか最近でも7位という厳しい状況になっているのは、輸出関連の自動車や半導体の企業が多いことが原因であることを説明。

 また、税金の使い方を変えれば県民の暮らしも雇用も生まれることをお話しました。 

        【びっしりと寄せ書きがいっぱいです!】

相次いで市議の選挙事務所開き

 19日と20日に岩崎まりこ市議と高橋よしはる市議の選挙事務所開きがありました。橋本のりゆき市議は来週末に行ないます。

 それぞれ3人の市議と共に前半戦をたたかう県議の私と一体の選挙事務所となります。岩崎さんが用意した特大のケーキには「挑戦」の文字が。必勝を願い2人でケーキカットしました。

     【決意を述べる高橋よしはる市議】

   【業者後援会による必勝の337拍子のエール】

鈴木光二氏と遠藤昇造氏の自治功労者総務大臣賞受賞祝賀会

 19日は、市内大槻町の鈴木光二氏と安積町の遠藤昇造氏が共に長年にわたり自治会活動に携わってこられた功績をたたえ、総務大臣賞を受賞され、そのお祝い会に出席させていただきました。 

 なお、今年は郡山市で自治会の全国大会が開催されますが、鈴木さんは現在全国自治会の副会長の要職にあります。 また、鈴木光二さんは、郡山保護司会の会長もされています。先日、藍綬褒章を受賞された保護司会副会長の鈴木正夫さんのお祝い会にも参加させていただきましたが、そのご縁もあってご案内をいただいたものです。

中田町振興協議会で                                   県が県道整備状況を説明

  【中田町の地図を示し、県道の整備状況を説明する県中建設事務所課長】

 18日、中田町振興協議会が開かれました。これは、中田町内にある県道の改修を要望するため協議会をつくり、地域興し事業と一体ですすめているものです。

 中田町の伝統文化である柳橋歌舞伎や海老根手漉き和紙、そして地域資源を掘り起こした三春滝桜の子孫の紅枝垂れ地蔵桜をはじめとした桜の名所、農産物直売所などを次々と立ち上げ、昨年は五百目坂に名水場を設置しました。ここは、郡山市の景観まちづくり賞に輝いたばかりです。

 いずれも県道の改修が目的でもあることから、この日、県中建設事務所から進捗状況の説明を受けました。今年は県中地方振興局の地域域づくり課からも出席しました。

 郡山駅と小野町を結ぶ中田町を東西に走る小野郡山線については、私の地元高倉の石切坂が冬季間の交通難所です。ここは、91年に私が県議選に初挑戦した時に公約にかかげた箇所で、実に20年越しでようやくバイパス工事が始まりました。

 石切坂バイパス工事は、すべての用地買収がようやく完了したばかりで、1,260m延長に対し82%の進捗率。あと3年~4年後に完成予定とのこと。

 下枝工区のカーブをショートカットする工事については、一部が共用開始されます。また、御舘中学校付近には歩道設置の工事が始まります。ここは私は1期目99年頃に小学生がランドセルをひっかけられる交通事故が発生した場所です。私は当時の土木委員会で指摘で歩道の必要を要望していました。

 さらに、三春滝桜から紅しだれ桜の観光スポットへの県道整備についても、黒木工区の工事が始まっていますが、岩盤が出土したりしているなどで多少遅れ気味のようですが、現在70%の進捗率とのこと。

 いずれの県道も阿武隈山系の中山間地にあるため、狭わいでカーブが多い県道です。しかし、ここは通勤道路、子どもたちの通学路にもなっているため町民の要望は切実です。また、近年は観光スポットにもなっています。  

 財政面では、昨年秋の臨時国会で組まれた国の経済対策の補正予算が県もにふんだんにきているので、私たちはこれを活用した生活道路整備を求めています。

TPP問題で企業訪問、                                                   市民アンケートによせられた県道改修を県へ要望                                

 14日、バレンタインデーのこの日は、TPP問題について企業を訪問し懇談したり、昨年秋から年末にかけて市議団が実施した、市民アンケートへよせられた県道に関する改修箇所について県中建設事務所長へ要望書を提出。いずれも3人の市議団と共に行動しました。

 官政権が6月頃までに参加を決めたいとしているTPP問題は、さまざまな分野に影響を及ぼすものです。

 市内に本社がある動物用医薬品の製造、開発などを行なっている日本全薬工業を高橋市議と岩崎市議と共に訪問し、TPP問題で懇談しました。

 ちょうどTPP問題を含めての会議中だったようですが、企業からみると大変デリケートな問題なので表明はできないとのことでした。ただ、もっと検討してからでもよいのではないか、個人的には農家などへの影響があることをみれば反対だとも述べました。

 

 夕方は、県中建設事務所へ行き、3人の市議団と共に市民アンケートによせられた県道の歩道など17ヵ所の改良項目を要望。

 合わせて、私が以前から住民からの継続要望箇所の6項目についても県の回答を求め、これらに有我所長が回答しました。

  すでに、計画にあげていてまもなく整備が始まる箇所もありましたが、ほとんどは計画に入れるかどうか検討していくとの回答でした。しかし、歩道や通学路の整備と事故が起きやすい危険箇所の整備は急いでほしいものです。国の経済対策の補正予算もあるのですから。

住宅リフォーム助成と子どもの医療費を中3まで無料に                               市町村議員と共に県交渉

 10日、県議団と県内の市町村議員は、県に対し「住宅リフォーム助成制度」と「子どもの医療費を中3まで無料化」を求めて県交渉しました。

 

 住宅リフォーム助成制度については、商工労働部が応対。土木部や保健福祉部とも連携して検討していきたいと述べました。

 また、この日の議会運営委員会出された資料の中には、11月県議会で採択された請願への県の回答では、「他県で実施されているのを調査・検討をしていく」ことが示されました。

 これは、先日の福商連での交渉の際に、私から「せめて他県の状況を調査してみては」と提案したことが、さっそく文言として入ったようです。ぜひ前向きの検討をしてほしいと思います。

 「子どもの医療費助成を中3まで実施するには継続した財源が必要」とこれまでの答弁を繰り返しましたが、「県の試算はどれくらいと見積もっているのか」との質問に対する県の回答で、県議団があと10億円程度あれば実施できるとした試算はほぼ裏付けられました。

 その財源は、ムダな大型開発の東港建設の中止をすれば十分おつりがきます。県が本気になって県民のくらしと子育て支援を行なう姿勢があるかどうかが問われています。

 【2/13付けの赤旗日曜版には、福島県議団のとりくみが全国に紹介されました!!】

映画「アンダンテ~稲の旋律~」を鑑賞

 3日、郡山市民文化センターで映画「アンダンテ~稲の旋律~」が上映され、私も鑑賞しましたが、涙もたくさん流しました。

  この映画の原作は、しんぶん赤旗日刊紙に01年9/21~02年2/28まで連載された旭爪あかねさんの小説です。すでに昨年から県内各地で上映されているので、郡山は少し遅い方でしょうか。

 「ピアノと勉強の優等生として少女時代を過ごしてきた女性が、青年期の入り口で競争に勝ち抜いていく自身を失い、家にひきこもってしまった状態」から物語が始まります。

 思いつめた主人公の千華(30歳)が、千葉県の水田にペットボトルに「私を助けて下さい」と書いた紙切れを詰めて置いてきます。

 それを水田の持ち主の農業広瀬(46歳)が手紙を書いて、二人の文通が始まります。やがて千華は広瀬の農作業を手伝うようになりますが、田植えから稲が実り稲刈りするまでのほぼ1年間を描いたものです。

 

 感動的なのは最後の場面。稲が黄金色に実った広い田んぼの真ん中で、千華がピアノ演奏し、その後千華を演じた新妻聖子さんののびやかな歌声が、最後まで観客をひきつけます。

 今の若者たちは、少しのつまづきで競争社会からこぼれ落ちてしまかねない危うさの中に置かれています。でも、それは若者ばかりではなく全ての世代に共通になっているのではないでしょうか。

 この映画にあるように、農作業は体がきつくて大変なことは私も農家生まれですからとても良くわかります。

 でも、百姓たちの精魂こめた作物が実る美しい農村の田園風が心を癒してくれ、さらに“非効率的”といわれるような農作業に自ら関わっていくうちに、次第に身も心も開放されて不思議な力がわいてくるのがわかります。人間は自然の一部だと率直に思います。