郡山「産業フェア2014」開催~あすまで

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10/4~5の2日間、郡山のビッグパレットで開催中の「こおりやま産業フェア2014」の開会式に参加しました。これは、郡山商工会議所と郡山市内の各地区の商工会との共催です。

DSCN1175DSCN1177私の地元中田町商工会のブースでは、とれたの野菜や和菓子など中田町生産物直売所が出店。みなさんに挨拶しながら、他のブースへ。建具、障子、瓦、省エネ木造建築から放射能検査機器など、ものづくりの地元企業がたくさんあるのです。

郡山北工業高校の生徒が福島の復興に役立てたいとロボットを開発し、世界大会でも優秀な成績を収めました。そのロボットを会場で披露し参加者の注目を浴びていました。学生が手や足を動かすと、そのセンサーを感知してさまざまな方向に自在に動いていました。

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福島県の中通りに位置する郡山市は、第1原発から約60kmですが、放射能による風評被害もある中、みんなそれぞれのところで頑張っていて、こちらも元気をもらいました。

御嶽山噴火と原発再稼働/「核のごみ」電力会社の責任で保菅を~日本学術会議

DSCN116027日、午前11時53分ごろ、長野県と岐阜県の県境にある御嶽山が噴火しました。28日夜9時の報道では31人が心肺停止状態としています。

あらためて、自然災害の脅威と、やはり日本は地震と火山の国だと認識させられました。28日夜に記者会見した火山噴火予知連絡会の専門家は、「火山の予知は困難」と会見で述べています。

ひるがえって、九州電力の川内原発の再稼働を原子力規制委員会がゴーサインを出しましたが、この時も地震学会が「我々に予知できないのに、なせ規制委員会が予知できるというのか」と批判していたはずです。

九州電力の川内原発から半径160km圏内には、複数のカルデラ火山があり、もし噴火すれば火砕流到達距離が100kmを超えるとされ、高温の火砕流が原発に到達すれば重大事故を起すのは必至です。

その規制委員会で厳格な審査を行ってきた島崎邦彦委員長代理が再任されず、安倍政権は原発推進派の田中知氏が起用しました。川内原発の避難計画も問題ありと指摘されているのです。

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一方、27日の赤旗報道によれば、使用済み核燃料や再処理後の高レベル放射性廃棄物(核のごみ)に関して、日本学術会議は、「暫定的に保管する施設の建設は、原発で利益を得てきた電力会社が負うべき」、「使用済み核燃料を保管する施設の確保を再稼働の前提条件とすべき」との報告書を25日にまとめたとのこと。

学術会議は、独立した内閣府の「特別機関」で、「わが国の科学者の内外に対する代表機関」として政府に勧告する権限を持っていますから、この報告書は重く受け止めるべきです。

安倍政権は、火山噴火予知連や日本学術会議の専門家の指摘に対し、真摯に耳を傾け、九州電力の川内原発再稼働のはもちろん、全国の原発再稼働は中止すること。これは、未曽有の原発事故を受けた福島からの声でもあります。

県9条の会が高橋哲也氏の講演会を開催

DSCN11479/27、県9条の会が高橋哲也氏を招いて講演会を開催しました。県文化センターには、県内各地から約1,000人が参加しました。

高橋哲也氏(東京大学大学院教授)は、まず「靖国」のDVDを放映。靖国の母がつくられていく過程がわかる内容でした。

このDVDをみて思い出したのはNHK連続テレビ小説「花子とアン」です。ドラマは終わりましたが、描かれた時代が重なります。

あのドラマの最終版で白蓮が戦後のラジオ放送に出演して、わが子を戦争で失った悲しみと、平和を守るために女性たちや母親たちへよびかけた言葉は、このドラマで最も訴えたかった核心部分ではないでしょうか。安部首相はじめ改憲派に聞かせたい言葉です。

DSCN1151安部政権が集団的自衛権行使容認を閣議決定したのは、今年7月1日。戦争する国へひた走る安部政権の暴走にストップを! 若者も反対の声をあげています。これにつながる秘密保護法の実行は阻止を!

群馬から仮設住宅の避難者支援

9/23、群馬県伊勢崎市から郡山の稲河原仮設住宅へ支援物資をもってかけつけてくれました。今回は、私と2010年にNPT再検討会議が開かれたニューヨークで同室だった武元睦子さんとそのお友達です。武元さんは、震災・原発事故後、夫さんと2人で何度もビッグパレットや仮設住宅に支援物資を持って支援してくれています。

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左が武元さん

今回は、梅干しをたくさん漬けてもってきてくれました。これは、武元さんが地元で支援物資の提供をよびかけている中で、「毎年、あたり前のように梅干しを漬けていたのに、震災・原発事故でできなくなってしまった仮設のみなさnに手作りの梅干しを届けたい」と漬けてくれた方がいて、今回はその方と2人で来てくれました。

また、これ以外にもお米、雑巾、日常雑貨品などたくさんン支援物資を提供して頂きました。群馬のみなさんありがとうございます。

私は、お彼岸で来客のためこの活動に参加できなかったのですが、夕方、高速道路の入り口付近で待ち合わせをして久しぶりの再会ができました。

 

医労連大会で来賓挨拶/小松祝正さん絵画展/柳橋歌舞伎上演

140914 002きょうは、郡山で開かれた医労連定期大会で来賓挨拶しました。あらためて、医療現場、特に看護師の勤務実態は異常だと思います。これをさらに、悪い方に加速させようとしているのが、安倍政権です。この秋以降の闘いが、いっそう重要な局面を迎えていることを述べ、共に頑張りましょうと連帯の挨拶をしました。

140914 009また、午後には、案内状を頂いていた小松祝正さんの絵画展に出かけました。小野町ふるさと文化の館~美術館で、明日15日までです。

そして、夕方は、地元中田町の柳橋地区保存会のみなさんによる「柳橋歌舞伎」の上演です。前半は、御舘中学校の生徒さんによる「義経千本桜」でした。きょう日中は、暑さが戻り県内外から大勢の参加者があり、ありがとうございます。

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中田町敬老会/海老根伝統手漉き和紙~「秋蛍」が今年で12回目

DSCN106213日は、中田町の敬老会へ。今年の中田町内の米寿の方は39人、白寿は5人です。100歳以上の方は1人います。米寿のお祝いをされた方を代表して七海さんが挨拶されましたが、とても迫力ある挨拶でした。

昭和の初めに生まれた年代で、「物心ついた時からずっと戦争の時代だった」とありましたが、NHK朝連続ドラマの「花子とアン」の時代と重なるようです。

DSCN1065小学生や中学生による祖父母への作文発表。また、舞踊などの出し物も。

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DSCN1081夕方5時30分からは、海老根伝統手漉き和紙「秋蛍」のオープニング。直前に雨がザァーと降、心配しましたが、そのあとは青空も出てなんとかオープンできました。田んぼの稲穂がたわわに実り、その畦道にたくさんの「秋蛍」。

DSCN1075今年で12回目です。参加校は、地元の小中学校だけでなく、市内中心部から大島小も数年前から参加していますが、さらに増えて柴宮小と大田小も参加していただき、見事な秋の田園風景となりました。

明日14日も夕方から夜9時まで開催します。また、明日午後3時から夜8時までは、柳橋歌舞伎も上演されます。みなさん、お誘いあわせてぜひ、お出かけください。夜は寒くなりますので、あたたかい服装でどうぞ。

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県議団が福島大学を訪問~学長らと懇談、福島未来センターを視察

DSCN34009/11、福島大学を県議団で訪問。学長らと懇談し、この3年半の福島県の実情と対策などについて意見交換しました。報道されている農学部設置の要望への考え方などをお聞きしました。

DSCN3426懇談後は、福島未来センターで説明を受け、内部を視察させていただきました。震災直後から被災者を大學構内で受け入れ、その後被災者支援の活動から始まり、県内の農地や食材の検査をしています。国の補助を受けていますが、これもいつまで継続するのか、来年以降も続くのかまだ決まっていないようですが、まだまだ役割を発揮してもらい活動です。

原発避難で焼身自殺した妻の賠償裁判~東電の責任認める初の判決/知事が中間貯蔵施設受け入れを大熊・双葉両町と共に国に表明

川俣町山木屋の渡辺はま子さん(当時58歳)が、福島市の避難先から自宅に一時帰宅した際に焼身自殺したのは、2011年7月1日。はま子さんの家族が、「悔しい。東電に謝罪させたい」と東京電力に損害賠償を求めてたたかいを続け、ついに8/26、福島地裁は4,900万円の賠償を東電に命じました。

福島地裁は、自殺に至るはま子さんの心情を汲み取り、「原発事故による避難生活と自殺とには相当因果関係がある」と認めた初めての判決です。「全面勝利といえる判決で、今後の裁判にも大きな影響を与えるもの」と広田次男弁護士は述べています。(写真は、全国公害被害総行動実行委~フクシマ現地実行委のニュースからです)

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写真は、全国公害被害総行動実行委~フクシマ現地実行委のニュースから

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

27日付赤旗も報道し、判決要旨が掲載されていますが、その内容は、まさに原発事故で苦しんでいる避難者と福島県民ならその思いがよくわかる判決文で、大変感動しました。

東電は、これを真摯に受け止め、判決を受け入れるべきです。これを反故にするなどしたら県民の批判は免れません!

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一方、きょう9/1、汚染土壌の中間施設について、知事は、受け入れ地の大熊・双葉両町とともに、国に受け入れることを正式に表明しました。環境省の石原大臣と根本復興大臣に福島で会い伝えました。

また、午後には、東京で安倍首相と会い、受け入るを伝えるとともに、受け入れにあたって5つの確認事項を申し入れた内容が、県議団にも示されました。

知事からの確認事項は、①県外最終処分の法案の成立 ②中間貯蔵施設等に係る交付金等の予算化、自由度 ③国による搬入ルートの維持管理及び周辺対策の明確化 ④施設及び輸送に関する安全性 ⑤県及び大熊町・双葉町との安全協定案の合意の5項目です。

郡山に避難している双葉町の避難者にもこの知事の決断について感想を聞きましたが、複雑な思いはたくさんあるようです。この方は、東電の賠償も今年3月に初めて請求したばかりで、まだ2011年の3月から11月分の請求分しか合意していない。東電もなかなか請求を簡単に認めないで、今後の分については3か月待ちと言っているとのこと。

中間貯蔵施設が建設されたら、故郷はなくなるし墓も土地もなくなる。その賠償交渉は、国と個人でやれといわれたらとても不安だと言っています。

受け入れをしたといっても、3010億円という数字を国が示しただけで、地権者には具体的なものは一切示めされていません。これからが課題山積といえます。

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後日、東京電力は、控訴せずこの判決を受け入れました。そして、自宅を訪問し遺族に謝罪をしました。夫の渡辺さんは、「裁判を闘って良かった。でも妻は戻ってこない」とも。

新婦人郡山支部で平和のつどい/中田町の県道拡幅工事

DSCN096330日、新婦人郡山支部の依頼で、安倍政権の集団的自衛権の行使容認など平和・憲法についてお話をさせていただきました。また、参加された会員のみなさんの戦争体験を互いに聞いたり、平和への思いなどを交流し合いました。

私は、頂いた30分間で、沖縄では辺野古への基地移設を強引なやり方ですすめられているが、11月の沖縄県知事選挙では基地移転に反対する候補者を支援し頑張っていること。

一方、福島県ではその前の10月に知事選挙があり、県政つくる会では、国・東電に対し「オール福島」で原発の事故の加害責任や10基廃炉、事故収束、除染・賠償や長期にわたる健康支援など、県民が一致できる4点を掲げたアピールを8/12に発表したことなどを報告。

001また、戦争する国に突き進む安倍政権の問題については、ちょうど今朝の赤旗日刊紙の1面トップ記事を紹介。財界と一緒に原発と武器を売り込みに外遊をし、防衛省が来年度の予算で軍事費5兆円を要求する一方で、国民にはさらなる消費税増税をおしつけようとしていることや、配布されたわかりやすいイラスト入りの新婦人のパンフも活用しながら説明。001

県議会でも昨年12月はじめに自民党以外の会派と共同して国会での可決前の夕方、福島駅前で「秘密保護法反対」の初めての合同街頭演説を行ったことや、今年6月県議会では自民党提出の「集団的自衛権行使容認の意見書」が、自民党の賛成で可決されたものの、公明などは退席し民主党会派などと共同で反対したことなどを報告しました。

「戦争する国にしない」ために、ちょっと勇気を出して安倍政権の危険なねらいを身近な人たちに話してみるなど、自分たちの小さなところからでも行動していこうと話し合いました。

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DSCN0973夕方、集金のため地元中田町内を回っていたら、黒木地内の県道整備工事が動き出し、10月末までの工期で道路の拡幅が行われていました。ここは、三春滝桜と中田町の紅枝垂れ桜の観光名所を結ぶ生活道路ですが、バスが1台しか通れない狭い道路のため、長年にわたり要望されている中田町の県道整備箇所の1つです。

9月定例県議会に向けて「知事申し入れ」~原発事故対応、子育て支援、医療・福祉の充実、災害対策を要望

DSC_113425日、9月定例県議会に向けて各会派が知事への要望書を提出しました。

党県議団は、今も12万6千人を超える避難者が故郷に戻れないでいることや災害関連死や自殺者が被災3件で最多となっていること。その一方で、消費税増税や原発の再稼働、集団的自衛権行使容認、沖縄の基地の強行姿勢にみられる安倍政権の強権的な姿勢に対し、きっぱり対峙する県政が求められていることをまず強調。

そのうえで、①汚染水対策をはじめとした事故原発の収束に向けた抜本対策、②除染、賠償、被災者支援でも国による分断や線引き、打ち切りをしないこと ③子ども・被災者支援新制度に基づく県条例制や医療・総合法に基づき県が策定する地域医療構想の策定にあたっては、県民のニーズをよく把握し、公的責任を投げ捨てたり病床削減・医療費抑制を前提としないようにすべきと要望。

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台風11号による会津地方の風害の稲穂をみる知事

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さらに、④災害対策について要望。台風11号による会津地方の水稲被害に対する支援と、土砂災害等のハザードマップの整備、住民への周知徹底、災害情報が確実に県民に届く仕組みなどを求めました。

最後に、今年11月6~9日に予定されている自衛隊の大規模な災害訓練「みちのくアラート2014」は、東北6県と米軍・豪軍の共同訓練も予定に入っていることから、災害を口実とした軍事訓練となりかねない懸念があると指摘し、少なくともオスプレイの参加は中止を求めるべきと要望しました。