根本復興大臣とようやく会えた! ~ふくしま復興共同センター子どもチームが復興庁と交渉

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14日、ふくしま復興共同センターの子どもチーム6人が、高橋ちづ子衆院議員同席のもと、わずか5分間でしたが根本復興大臣に直接要望。私も子どもチームに同行しました。福島で暮らす母親たちの悩みや不安を伝えるとともに、そのためにも「子ども・被災者支援法」の具体化が必要と求めました。なお、根本大臣は私と同じ郡山出身です。

冒頭、ふくしま復興共同センターの斉藤よしはる代表が挨拶し、昨日報道された復興庁幹部職員によるツイッターでの福島県民への暴言について、「福島県民が、原発事故後この2年間大変な思いで復興に向かっている中で非常に残念なことだ」と指摘。

根本大臣は、「ツイッターの件については、深くお詫び致します」と私たちにも陳謝し、今朝、職員へこの件について訓示したことを明らかにしました。また、子ども・被災者支援法については、線量や地域についての課題が残っているが、まず子どもパッケージをつくり支援を始めたこと、今後もとりくんでいくと述べました。

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このあと、別の会議室に異動し、復興庁職員と4項目に渡る要望内容に関して懇談。子どもチームのみなさんからも疑問や意見が出されました。私からは、ツイッターの件について、職員個人の問題にせず、復興庁組織全体の問題と捉えるべきと指摘。

そのうえで、復興庁のあり方についてただし、福島の出先と本庁とで説明が違っていたり、ワンストップで対応するといいながら実際にはそうなっていないこと。郡山市内の保育所では、3歳未満児でわずか15分間、3歳以上で30分間しか外で散歩できない現状も紹介し、福島の子どもたちの健康支援や除染の促進を要望しました。

復興庁は、今年4月から福島の出先の職員を30名から70名体制に増員し、避難市町村ごとの担当者を決め復興への課題について協議をはじめている。中通り・会津については4~5人の担当者をおいたこと。子ども・被災者支援法については、これからも一定の見直しや拡充をすることが明記されていると回答しつつも、線量をいくらとするのか、対象をどの範囲にするのかが、まだ決まっていないと述べました。

 

いわぶち友さんと県議団~紙智子参院議員に「原発署名」を提出/汚染水処理は国の責任を明確にと経産省へ申し入れ

IMG_000112日、国会の参議院議員会館の紙智子議員控室へ行き、いわぶち友参院選福島選挙区予定候補と県議団3人(神山、宮川、宮本県議)とで、この間県内で取り組まれた原発事故の収束宣言の撤回などを求める署名を、紙智子参院議員へ提出しました。高橋ちづ子衆院議員は委員会があったため、児玉秘書が同行しました。今回は、第一次分として6,000人分超の署名を提出。

IMG_0003また、私たちは紙智子室で、「福島原発の汚染水対策に国が責任をもって取り組むよう求める要望書」を経産省に手渡し交渉しました。原子力発電所事故収束対応室の米山さんが応対しました。

私たちの申し入れは、①原発事故の収束、廃炉を東電まかせにせず、国の全責任で取り組むこと。②福島に事故収束作業のための国の現地対策本部を設置すること。③汚染水の海への放出は行なわないこと、の3点です。

経産省の担当者は、震災後浪江町に派遣されていた方でしたが、回答内容は、現地対策本部の設置を求めても、規制庁が現地保安官を増員した程度に留め、東電まかせではないと述べつつ、国は規制庁、復興局、経産省がそれぞれバラバラに対応していて、一同に会して汚染水対策を検討する場などないことも判明。

一方、安倍政権は、いまだに福島原発10基廃炉を明言しない、7月の新「規制」基準をつくり原発は再稼動させる、海外へ原発を輸出するというのですから、福島原発事故の実態や今も苦しんでいる福島県民のことなど、まったく無視しています。汚染水対策などの収束・廃炉に本気でとりくまないのは、安倍政権の原発推進政策に原因があります。

ところで、きょうは福島県当局も、国会で知事を先頭に、本県の要望書を各省庁へ提出する要請活動を行ないました。各政党への要請活動もあり、共産党は紙智子参院議員が受け、森合正典県企画調整部長が要望内容を伝えました。県は、この要望事項の2つ目に、国へ「福島原発全10基廃炉」をと今回初めて文書で要請。これは去る5/30の知事申し入れで、私たちが「文書で要請を」と求めていたものでした。

高橋哲哉氏、郡山で講演「平和も人権もあきらめない・・・憲法改悪に抗して」

IMG_00019日の午後は、郡山市公会堂で開かれた高橋哲哉氏の講演会へ。これは、県退職教職員九条の会、県立高校教職員組合、郡山の戦争を平和を考える会の3団体の共催です。

高橋氏は、原発被災を受けて「平和的生存権」を奪われた福島県民の現状と現憲法との関わり、安倍政権がねらう憲法改悪の策動と自民党の改憲案についてわかりやすく解明しました。

最後に、会場参加者でのアピール文が読み上げられ、この文書を安倍首相あてに送付することも拍手で採択されました。

中田海老根町内球技大会

神山ファイル 9日、海老根町内球技大会が海老根小学校で2年ぶりに開催され、朝8時からの第32回大会の開会式に招待を受け挨拶しました。

今年から競技種目が変わり、グランドゴルフ(小学生も参加)、バレーボールの方部別対抗で行なわれました。開会式後は、来賓も大きなかごにお手玉を投げ入れる「お賽銭入れ」の競技に参加。私は5個のうち4個が入り、素直にうれしい!

熊田豊町内会長が「当日雨が降らないようにと神様に祈願していたせいか、田植えもできないくらいの日照り続きになったので、今度は少しは雨を降らせてと祈願したら前日夕方雷雨になった」などと挨拶して参加者を沸かせました。

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続く来賓の挨拶もこの話題を受けて、中には「前日の雨はこの近辺にしか降らなかった」と解説する人も。選手宣誓は、地元の小学生が行ないました。

今年から競技種目が変わり、グランドゴルフ(小学生も参加)、バレーボールの方部別対抗で行なわれました。開会式後は、大きなかごにお手玉を投げ入れる「お賽銭入れ」競技に来賓も参加。私はお手玉5個のうち4個が入り、素直にうれしい!

当日は、会長さんの神頼みもあってか1日中30度近い真夏のようなピカピカの暑さでした。海老根地区は、伝統の手漉き和紙や凍み豆腐づくりの産地です。この日は、みんなで心地よい汗をいっぱい流したことでしょう。

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また、この間海老根永橋地区の県道沿いの土手が崩れて側溝があふれる事態になり、住民から法面改修の要望があり、県につないでいましたが、このほどようやく改修されたようです。この場所は、2年前の豪雨災害を受けて崩れた場所でした。

 

 

「6・2NO NUKES DAY」~原発ゼロ中央集会にバスで参加、福島県から700人/原宿コースを代々木公園までデモ行進し、「原発いらない! 福島を返せ!」をコ-ル

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2日、東京で行なわれた初めて3団体共同主催の原発ゼロ中央集会「NO NUKES DAY)(ノーニュークスデイ)」に郡山からバスで参加しました。福島県からは700人が参加しました。

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当日は、さわやかな晴天に恵まれ、1万8千人が集った明治公園の中央舞台では、反原連のミサオ・レッドウルフさんなど3団体の代表がそれぞれ挨拶。志位和夫委員長も力強く連帯挨拶しました。

また、福島県からは、ふくしま復興共同センターの斎藤富春(よしはる)さんが福島原発事故による現状から、「収束宣言の撤回」などを強く訴え、青年代表で熊谷さんがコールをよびかけ会場で唱和し、最後に大橋さんが集会アピールを読みあげ拍手で採択しました。

1370147934627                       【浪江の馬場町議と一緒に参加されたみなさん、新美さんと再会】

夕方の「反原発☆国会大包囲」行動には参加できませんでしたが、明治公園やデモ行進で、郡山や福島県内各地から参加したみなさんと一緒に、「福島を返せ」「原発なくせ」、「再稼動反対」、「海外への輸出反対」をコールしました。

6/3付しんぶん赤旗1面トップで、以下のように報道しています。

【原発ゼロへ、圧倒的な市民の声をたたきつけようと、諸行動が2日、東京の明治公園、芝公園23号地、国会前で行なわれました。原発をなくす全国連絡会、「さようなら原発1千万署名」市民の回(1000万人アクション)、首都圏反原発連合(反原連)の3団体の共同行動です。

3つのグループが合流して国会前に集まった6万(反原連発表)の人びとは、「原発ゼロ」を求める民意に逆らって原発再稼動・輸出を推進する安倍晋三内閣に、「原発いらない」「再稼動反対」の声を突きつけました。】

 

「原発事故から2年の現状と今後の方向」のシンポジウムで報告

IMG_00026/1、郡山市内で開かれた福島自治体問題研究所主催の原発連続学習会~原発事故から2年後の現状と今後の方向でのシンポジウムで報告しました。

シンポジウムで報告したのは、富岡町社協「おだがいさまセンター」の青木淑子さん、ふくしま復興共同センターの村上裕美さん、そして県議の私の3人です。

青木さんは、コミュニティラジオを立ち上げたり、タブレットなどで借り上げアパートなどに暮らす避難者にも情報発信しているが、避難者と受け入れ住民のいがみ合い、仮設住宅と民間借り上げ住宅の住民同士がいがみあっている。それを遠くで喜んでいる人たちがいること。双葉地方の小中学校、高校の教育現場が大変な状態になっている、自宅はネズミなどでとても住めないと実情を報告。

村上さんは、福島に残って子育てしていこうと決意したが、除染がなかなかすすんでいない現状がある。国会に12万人をこえる署名を集めて要請に出かけたり、県議会に10基廃炉の請願を提出して県議会で全会一致で採択されたことなど、これまでのとりくみと母親たちの放射能に対する苦悩などが報告されました。

私からは、この2年間、原発10基廃炉、人災を国、東電、知事に求めてきたこと。前野田首相の「事故収束宣言」が、など県民の分断やさまざまな線引きをする根拠にされていること。福島原発事故の現状と避難者の現状などについて報告するとともに、今後は、原発事故「収束宣言の撤回」を国に明言させること、国の責任で汚染水対策も賠償も除染も、被災者支援も長期にわたり行なわせるたたかいをよびかけ、県民集会を知事に求めたことも報告しました。

20周年を迎えた今年の郡山東部ニュータウン朝市がスタート/採れたての新鮮野菜を地元農家が提供

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26日は、郡山東部ニュータウン、緑ヶ丘町内で朝5時40分からの朝市オープンセレモニーへ今年も来賓で招待をうけました。東部ニュータウン朝市運営協議会の川崎光雄会長が挨拶し、最後に「朝市オープン」が宣言されて朝市がスタート。今年で20周年目を迎える恒例の朝市となりました。

緑ヶ丘町内のみなさんへ、周辺の中田町や田村町の農家から採れたての新鮮野菜が並びます。もちろん、放射能のモニター検査をしています。毎週日曜日の朝に開かれ、12月の中旬まで実施されますので、どなたでもご利用下さい。

IMG_0003私もたくさんの野菜と豆、みそなどを買い求めました。しかし、野菜の品数も少ない農家も。今年は、4月末にも降雪が合ったり、その一方で田植えシーズンなのに水不足で苗もまだ植えられないでいるそうです。異常気象による悪影響がでなければいいなと思っています。

大阪枚方市共産党のみなさんが、郡山の仮設住宅で「お好み焼き」ボランティア

IMG_0003 22~23日は、大阪枚方市の共産党のみなさんが、郡山市内の2ヵ所の仮設住宅で本場の「お好み焼き」のボランティアをしてくれました。

私は、22日の緑ヶ丘の富岡町仮設住宅へ同行しました。仮設の自治会長さん(写真左)も参加。仮設の女性のみなさんには、お好み焼きの具材のキャベツの千切りなどを一緒に作業していただきました。

紙皿が足りないと言うので、近くのスーパーを案内し買出しに行っている間にお好み焼きの下準備がすっかり出来上がっていました。私が集会所で仮設のみなさんから話を聞いたりしている間、大阪のみなさんは手際よく鉄板で焼いてくれました。

本場のお好み焼きのつくり方を教えて頂きましたので、みなさんもどうぞ!

まず、市販のお好み焼き用の粉を用意し、長芋をすりおろし粉と一緒に水で溶き、つゆの本を入れて味をつけたら、天かす、小えび、しょうがの千切り、キャベツの千切りをあえて生地をつくります。アウトドアなので、いつもの工程を少し省いています。
IMG_0008 鉄板に油を引き、豚肉を2~3枚を両面焼きます。その上に、先ほどの生地を丸く流します。焼けたらひっくり返して、まだ焼けていない生地の上に紅しょうがの千切りをパラパラと散します。

IMG_0010それを、またひっくり返し、両面が焼けたら刷毛でソースを塗り、青のり粉をふりかけ、チューブでマヨネーズをかけてできあがり! アツアツでとってもおいしかった!!

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このあと、大阪の三和さんの知人の野菜農家から郡山のボランティア事務所に野菜が送ったというので、市内の民間保育所へ一緒に野菜を届けてきました。

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いわぶち友参院選挙区予定候補と郡山で宣伝キャラバン

 

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19日、7月の参院選挙まであと2ヶ月をきりました。きょうは、郡山市内で福島選挙区予定候補のいわぶち友さんと街頭宣伝とつどいで行動を共にしました。なかなか反応もよく、手を振って応えてくれる方がどこでもありました。

 

 

 

 

 

 

 

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参院選挙にむけて、市内を街頭宣伝/大阪橋下市長の従軍慰安婦に対する暴言

IMG_001018日は、郡山市内で後援会のみなさんと街頭宣伝をしました。きょうは、さわやかな五月晴れ。まさに宣伝日よりでした。

安倍政権の経済政策、アベノミクスでは国民の暮らしはよくならず、その上、消費税増税と社会保障との一体改悪までしようとしています。

さらに、原発問題については、再稼動と海外輸出までしようとしています。これは本県の原発事故をまったく教訓にしていないことは明らかです。

ちょうど、この時大きな地震があり、立っていた地面や電信柱が大きく揺れてびっくり。震源地は福島県沖で、郡山は震度3とのことでした。

一方、安倍政権は憲法9条の第2項を変え再び戦争する国にしようと、そのための改憲手続きの憲法96条の改定を参院選の争点にまですると公言しています。これは国民への挑戦ではないでしょうか。こんなことを決して許してはなりません。

ぜひ、安倍政権の暴走と対決する共産党の議席を国会でも大きく伸ばしてほしいと思います。

それにしても、日本維新の会の大阪の橋下市長が、従軍慰安婦は軍隊に必要なものだったとの暴言には怒りでいっぱいです。

これまでの数々の暴言にもあきれますが、今度の暴言は許しがたいもので、こんな女性蔑視と人間の尊厳を踏みにじる暴言は政治家としての資格が問われます。安倍政権の改憲の動きなど危険な策動に呼応したものです。7月の参院選挙では、国民の厳しいノーの審判を!