19日、郡山で原発ゼロをめざす「郡山市民の会」の結成総会・つどいが開かれ450人が参加しました。会の顧問は前佐栄佐久知事、よびかけ人代表は名木昭さん、副代表は吉田岳夫さん(郡山市体育協会会長・元市議会議長)です。
オープニングは、呼びかけ人でもある佐藤真人さんのフルート演奏で始まりました。
名木さんは、政党や主義・主張、立場の違いをこえて原発廃炉をめざすために結成をよびかけたものだと、よびかけ人を代表して挨拶。
原正夫郡山市長もかけつけ、「原発廃炉」を求めていくと挨拶。
基調講演は、佐藤栄佐久前知事が行ないました。知事現職時代から保安院の分離やプルサーマル問題、使用済み核燃料についても問題点を提起してきたが、国はブルドーザのごとく原発を推進してきたとも。
【ビッグアイの会議室は、後ろまでびっしりの参加であふれました】
坪井正夫桑野協立病院長がチェルノブイリ視察報告、子育て中の3人のママが、子どもの健康・放射能汚染から守る家族の切実な思いをそれぞれ涙ながらに訴えました。
また、大規模農産物生産者の柳田さんは、有機農業をやってきたのに環境も美しい自然も放射能で汚された怒りを、安藤弁護士が全面賠償と何でも相談に応じていくと述べました。
原発廃炉をめざす「オール郡山」の動きがきょうから始まります。そして、来月の3・11の1周年の福島県民大集会は、郡山の開成山野球場で2万人集会規模で開かれる予定です。みなさんもぜひお出かけ下さい!