今回の参院選で日本共産党は、比例代表で515万4千票(9.84%)・5議席、選挙区でも12年ぶりに東京、大阪・京都で15年ぶりに議席を獲得し、564万5千票(10.64%)・8議席を獲得。久々に晴れ晴れとした結果に、私も思わずバンザイをしました。
福島県内の得票は、比例で74,895票(8.92%)、選挙区岩渕友さんは77,401票(9.05%)。郡山市では、比例10,499票(8.66%)、選挙区11,329票(9.21%)でした。
自民党は比例で1,846万票(34.68%)・65議席、民主党は713万4千票(13.4%)・17議席に凋落。なお、今回は比例・選挙区とも過去3番目の52.61%という低投票率でした。社民党の福島みずほ氏は代表辞任。維新の会橋下共同代表は早くも別の政党再編意向。みんなの党もどうなるのか。これまでと政党状況ががらりと変わり「自共対決」が鮮明です。
本日27日付け赤旗は、1面トップで「共産党躍進の衝撃~比例515万票」を特集。実に、21年にわたる自民党型保守二大政党づくりの歴史的破綻の経緯を解明しています。「二大政党づくり」は、日本新党が登場した1992年7月の参院選挙が端緒。その後、小選挙区制導入を基礎に、自民党型保守2党による政治体制を固め、日本共産党を小勢力に抑えこみ、自民党型政治の継続をはかる大戦略が展開されてきました。
しかし、民主党が凋落した今回の参院選挙で、このもくろみは事実上、終焉。東京新聞は、22付夕刊で「二大政党制が崩壊」大見出しで報道したとのこと。
わが党の比例5人、選挙区での3人に加え、沖縄でも普天間基地撤去を明確に掲げたわが党推薦の糸数慶子さんも自民党を破りみごと3選しました。「自共対決」で自民党暴走のブレーキ役、そして国民にとって心強いベストメンバーです。
(比例)山下芳生さん 小池晃さん 紙智子さん 井上哲士さん 仁比聡平さん