みなさんは、新年をどのようにお迎えですか。
今年の正月は、昨年11月に父が亡くなったので、家族だけの静かな正月をと思っていましたが、元旦は夫と娘が阿武隈山系の里山登りに出かけのですが、私はゆっくりと父の書類や写真の整理。2日は娘と買い物へ。
昨年は、被災者支援をはじめ、原発ゼロのたたかいでも県外の議員方々はじめ多くのみなさんに福島に来て支援頂き、心より感謝申し上げます。
一方安倍政権は、臨時国会で「秘密保護法案」をめぐる強行採決が衆院でも参議院でもありましたが、12月県議会では他党に働きかけ、自民・公明を除く初めての4会派共同の記者会見と福島駅前での街頭宣伝が実現したことは特筆すべきできごとでした。
また、昨年12月には安斉育郎さんや玄侑宗久さんなど県内の著名人がよびかけて「県内原発10基廃炉をめざす県民の会」が結成されました。県民あげてのたたかいは、いっそう広がっています。
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ところで、安倍首相は、年末になって「内閣総理大臣」として公式に靖国神社に参拝しました。「積極的平和主義」をいいながら、憲法9条改定と戦争への道につき進む姿勢には、アメリカからも批判の声が出ています。さらに、年が明けた2日には総務大臣も参拝。まったく意に介さない不遜で危険な安倍政権の姿勢があらわです。
沖縄県では、普天間基地を辺野古への移設としながらいっそう米軍基地の強化を図ることに、とうとう仲井真沖縄県知事が承諾。安倍政権の協力な圧力に屈したとはいえ、許しがたいことです。1月19日の名護市長選挙では、現職の稲嶺ススム市長をなんとしても押し上げてほしいものです。
福島もそうならないよう、いっそう引き締めてかかる必要があります。何しろ安倍政権は、1月24日から始まる通常国会に、原発を中心にすえた国のエネルギー政策大綱を発表する予定なのですから。
新年も、5人の県議団で原発即時ゼロ、避難者・被災者支援、県民のいのち・くらしなど医療・福祉・教育を守り充実させ、安倍政権の暴走と戦争への道にストップをかけるため、ますます団結して頑張る決意です。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます!